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これは2005年頃の物語だ。

当時まだLINEのようなチャットサービスは普及しておらず、

文面でのコミュニケーションは携帯メールが主であった。

そんな時代に起きた物語・・・・。

 

ぷり

俺の名前はぷり。

ぷり

2005年の春、晴れて高校1年生になったんや。

ぷり

俺は成績や運動神経も至って平凡。

ぷり

しかし、人とコミュニケーションを取るのが大の苦手や。

ぷり

人見知りやし、いつも誰かに
陰口を言われとらんか気になり、

ぷり

人と喋る時は常に相手の機嫌を伺いながら喋っとる。

ぷり

やから、人と喋るのは非常に窮屈に感じてまう。

ぷり

そんな訳で俺は人と接するとを避け、
夏休みに入る頃にはクラスでボッチになっとった。

ぷり

「ふっ・・・。雑魚は雑魚同士つるんでろや。
俺は寂しくなんてないんや。」

ぷり

俺はそう自分に言い聞かせた。

ぷり

俺はたまに自分が特別な存在なんだと
感じる時があるんや。それは俺が周りと
ズレた感性を持っているからなんやろうか。

ぷり

定かではないが、俺はクラスの周りにおる
有象無象の集団を内心見下しとった。
端から見ればイタいのは俺の方やろうな。

ぷり

・・・・だが、そんな事は気にしない。

ぷり

気が付けば夏が過ぎ、秋を迎える季節となっていた。

ぷり

そんなある日、俺のクラスでは、ある奇妙な噂が流れ始めた。

ぷり

その名も「デスメール」

ぷり

デスメールとは、数字とアルファベットの
羅列がメール件名や本文にびっしりと
記載された謎のメールである。

ぷり

恐ろしいのは、このメールを受信したら
6日以内に他の誰かにメールを転送しないと
心臓麻痺で死んでしまうらしいのや。

ぷり

初めはただの噂と皆バカにしてたが、
クラスメートの何人かが実際に
そのメールを受信し始めると、
怖がり始めた生徒たちは
友達などに転送し、
あっという間にデスメールは広まった。

あき

あ…ぷり君、今ちょっと良いかな?

あき

じ…実は…俺もついに
デスメール受信しちゃって…

あき

もし良かったらぷり君の
メールアドレス教えてくれない?

     →分かった。教えます。        →ごめんなさい、無理です。 →なんで俺?

→なんで俺?

ぷり

なんで俺なん?

あき

出来れば俺も自分の周りの人に送りたかったの。

あき

でも皆もうすでにデスメール受信済で…。

あき

デスメールは1人一回までしか受信出来ないの。

あき

だから、他の人には送れない。

あき

俺もギリギリまで頑張って
デスメール未受信の人を探したんだ。

あき

だけど見つからなくて…。

あき

…俺デスメール受信してもう6日目なの。

あき

明日までに誰かに受信しなきゃ…
呪い殺されちゃう…。

あき

ぷり君はまだ一回も受信した事なさそうだから、

あき

聞いてみたの。こんな事頼んで本当にごめんね。

ぷり

そうなんや、それなら仕方ないな。

ぷり

…分かった。

ぷり

俺のメールアドレスを言うからそこに転送してや。

あき

本当⁉︎ありがとうっ!!

こうして俺は、デスメールを受信した。

さてと、俺自身はどうしようか?

  →誰かに転送する。 →何もしない。

→何もしない

ぷり

デスメール受信後、俺は6日間何もしなかった。

ぷり

すると7日目の早朝…

ぷり

う"っ⁉︎心臓がッ…くるしッい…

ぷり

誰かッ…たすけてッッ……

ぷり

俺は苦しみの中後悔した。

ぷり

デスメールを転送しておけば良かったと…

ぷり

例えばそう、俺の弟にでも。

ぷり

…でも、今更後悔しても遅い…俺は意識を失った。

GAME OVER

弟のメールアドレス「takeru@」を覚えておこう。 どこかで役に立つかも…

はい!こんな感じですね!

この小説は、1つのバッドエンドが1話になっていきます!

次回は最初に出て来た選択肢の
「ごめんなさい、無理です。」を描きます!

ではここら辺で!

ばいるる~!

この作品はいかがでしたか?

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