テラーノベル
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etさんにカメラをもらって3日
持つことすらままならず、机上にずっと置いてある
yan
なんでだよ…etさんの怪我は、俺がカメラを手にさえしなければ無かったことなのに…
怪我をさせた物をもう一度使えなんておかしな話だ
yan
このままではダメだと、机に置いたカメラに手を伸ばす
そうだ悪いと思ってる、罪悪感でいっぱいなんだ
yan
レンズには傷どころか埃すらついてない
きっとetさんが俺に渡すためだけにずっとしてくれたのだろう
yan
窓を開け何となくいいなと思った星を撮ってみる
そのときだった
「カシャッ」
yan
吐き気が、目眩がする
嗚呼…ダメなんだ、怖いんだ。
どんなに好きだった音も、今は怖くてたまらないんだ…
頭の中にあの事故の日の記憶が流れる
脳に響き渡る無数のシャッター音でさらに吐き気がする
yan
yan
目眩でカバンを貪るように必死にイヤホンをさがす
yan
急いでプレイリストを開き曲を流す
yan
あの日からシャッター音を避けるため音楽を聴くのが習慣となった
聞いてるのは明るいようで暗いある男性の曲
匿名uという人で落ち着く声をしている
yan
yan
「 あの日から治らないこの恐怖症を… 」
コメント
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続き楽しみです!