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チェルシー

っひゃー!!やっぱり海は広いなあ!!

ここは昔々、、、の童話の世界から数十年後の世界

 絵本の世界を閉じ込めたようなこの島は「おとぎのしま」といい、ここには不思議な動植物から様々な人種までが住んでいる

この島は外界との接触を拒んでおり、文明の進化はさほど進んでいない

だが、そんなおとぎの世界観こそ 人々を魅了する。

チェルシー

っと、まとめはこんなとこでいいかな!

チェルシー

ーーーうーん。「おとぎのしま」についてはもう粗方書き終わっちゃったかなぁ。この本一冊完成させるには、あと二つか三つ、海外の島を探検したいところだ、、、。

チェルシー

"あ、みなさん初めまして!私はこのおとぎのしま出身の、至って平凡な猫人族の女の子です!"

チェルシー

"え、今は何してたかって?
私は昔から本が大好きでして、今は自分でいろいろな島のことを本にまとめるのが趣味なんです!(まあ、まだおとぎのしまだけしか書けてないですけどね、、、アハハ😅)"

衛兵たち

あ!いたぞ!今日こそ城に戻っていただきますよォォっ!!

チェルシー

ヤベッ逃げよっ!

チェルシー

"一応、、、この島の王女をやってたりする、、、😅"

チェルシー

"あんな厳格で堅苦しい城にいたら私死んじゃうわ、、、(ガチ)
私が憧れてるのは冒険、冒険、冒険よ!!国を治めるのは私には向いてないわ!"

チェルシー、港の方へ逃げる

港に着くと、兵士たちが集まっていた

チェルシー

まさか、先回りされた!?

チェルシー

•••ってあら?みんな整列してる

チェルシー

なにしt

 兵士たちの視線の先には 磔にされた少年がいた

磔台の足元には大きな焚火台があり、少年はまもなく火をつけられて炙られそうになっていた

少年は血塗れだ しかし、まだ、息はある

チェルシー

!?!?!?!?

チェルシー

ここっておとぎのしまだよね!?
メルヘンなおとぎのしまだよね!?

チェルシー

"白昼堂々処刑!?メルヘンなおとぎのしまで処刑を行う王様(←父)は頭がどうにかしてるわ!

チェルシー 少年に駆け寄る

そのとき、王がチェルシーがいることに気づく

王様

我が娘よ!どこに逃げておった!さあ早く城に戻りなさい!

チェルシー

ちょ、ちょ、ちょっと待って!?
お父様が処刑を仕切ってるの!?

王様

そりゃそうだとも。此奴は極悪人なのだよ、チェルシー

王は少年を指差す

王様

此奴はこのおとぎのしまに不法入国し、腹が減ったからと村で家畜を襲ったり野菜を盗んだりしたのだ!!
極悪人以外の何者でもないだろう!!

王様

だから、  処理   せねばならん

一見すると「それだけで死罪?」と 思ってしまうが

なにせここは"おとぎのしま"

平和ではないことは全て「処理」して なかったことにしなくてはならない

、、、これが、おとぎのしまがいつまでも平和でメルヘンな理由なのだ。

チェルシー

、、、それだけ!?それだけでこんな酷いこと、、、

チェルシーは愕然と少年を見た すると少年と目が合った

チェルシー

、、、やっぱり間違ってるわ、、、こんなこと!!

王様

私に口答えするというのか!

チェルシー

ええ、そうよ。というか、幸せなおとぎのしまで処刑を考えて実行する王様もどうかしてると思うわ!(←正論)

王様

な、、なにをオォo

チェルシーは磔にされた 少年に近づいた

チェルシー

あなたはどう思ってるの?

???

ーーーーーーーーーーー。

チェルシー

黙っててもなにも変わんないわよ

???

ーーーおれは、確かに、悪いことをした。その罪は、変わらない

チェルシー

じゃあなんでこんなことしたの?
というか、なんでこのしまに不法入国したの?

???

質問が多いなお前、、、

???

まあいい、、、
俺が何故ここに来たかって?

???

ーーーーあるものを、探すため

???

ある物を探すために、俺は今いろんな島を渡っていたんだ

???

その途中でここに来て、、、
もう何日もなにも食べてなかったから、村の野菜なんかを拝借してもらおうと思ったんだけど、、

???

みんなして「よそ者に食料を渡すな」って言って、なにも分けてくれなくて

???

それで廃棄予定の野菜とか、家畜を盗んでったら、

???

ーーーこうだよ、、、。

チェルシー

ちょっとまって!!今なんて言った⁉︎

???

、、、え?だから、廃棄予定の野菜とか

チェルシー

そこじゃなくて!!
あなた、いろんな島を冒険してるの⁉︎

???

気になるとこ、そこかよ、、、

???

冒険て、、、でも、まあそんなとこだよ

チェルシー

ふおおおおああ✨✨
なんて素敵なの!?

チェルシー

私もちょうど他の島に冒険したいと思ってたのよ〜

???

ーーーだったらなんなんだよ

チェルシー

ニヤリ

チェルシー

ねぇ、君

チェルシー

この物語を、「ハッピーエンド」に
してみない?

???

ーーーーーーーー

???

、、、乗った、、、!

チェルシー

そうこなくちゃ!

チェルシー

それじゃあ、今から君を助けるね!

???

、、、は?そんな、今殺されそうだってのに、、、

王様

チェルシー!?あまり近づくな!!
その者は、、、

チェルシー

ええ知ってるわよ

チェルシー

この人は"極悪人"

チェルシー

でもあなたたちより、よっぽど素敵な生き方をしているわ

王様

なんだと!?チェルシー、私はそんな子に育てた覚えはないぞ!?

王様

それになに勝手に拘束解こうとしとんじゃ!!Σ(゚д゚lll)もういい!衛兵、ゆけ!!

衛兵たち

はっ!

チェルシー

そうはさせないわ

チェルシー

今だ!
特性爆弾きばーく!

ボコォォォォォォン!!!

衛兵たち

ウワーッ!!

王様

な、なんだこれは!!ゴホゴホ

チェルシー

何って特性の爆薬よ!
こんなこともあろうかと準備しておいたのよ

準備よすぎやろ、、、ボソッ

チェルシー

??なにか聞こえた気が、、、

チェルシー

まあいいわ!それじゃあ少年!逃げましょう‼︎

???

は、はぁ!?

???

、、、意味わかんねぇ

???

ぶっ飛んだやつだな、お前

???

こんな罪人、助けるなんて

チェルシー

そうかしら?私はただ、自分とおんなじような性格の持ち主を、助けているだけよ?

???

、、、お前と俺の、同じ性格ってなんだよ

チェルシー

それっは!ズバリ!

ブチッ

チェルシーは少年の拘束を解く

チェルシー

好奇心旺盛で、危険を顧みない
馬鹿なやつ ってとこかしら

???

ッハァッハァ、、、馬鹿なのかもな

チェルシー

ふふん

チェルシー

馬鹿なのかも、ね

チェルシー

ねぇねぇ!あなたがこの島に来たときに使った船ってまだある?

???

、、、多分まだある、、、
そこの岩陰に停めておいたから、、、

チェルシー

おっけー!それじゃあ行こう!

???

、、、待て待て、まさかお前も着いてくる気か?

チェルシー

あったりまえじゃない!

チェルシー

私は色々な島に冒険に行きたい
あなたはその「ある物」を見つけたい

チェルシー

一緒に行動して助け合うのは、利害が一致してると思わない?

???

、、、まあ、確かに

チェルシー

それにお互いこれからは宿なしだし、やっぱり助け合って生活したほうがいいわ

???

、、、今日から宿なしになったのはお前だけだろ、、、

???

まあいい、、、助けてもらった恩もあるしな、、、

???

本当にいいのか?俺は遊びで行くんじゃないからな?

チェルシー

そんなこと知ってるわよ!

???

(目ぇキラキラさせてるやつが、よく言うよ、、、)

2人は船を見つけ、海に漕ぎ出す

チェルシー

そういえば、あなたの名前聞いてなかったわね

チェルシー

なんていうの?

???

ーーー教えねぇよ、勝手に呼べ

チェルシー

うーん、じゃあ

チェルシー

「アリス」ってのはどう?

???

はぁ?俺は男だぞ

チェルシー

知ってるわよ!
好奇心旺盛でおとぎのしまに迷い込んだ、ときたら、なんとなくあの名作の「アリス」に似ててね

チェルシー

それにあなた、金髪に黒いカチューシャまでしてるじゃない!これはアリスと呼んでくださいと言ってるかのようだわ!

???

っ!これは、、、

アリス

まあいい、勝手に呼べ

チェルシー

じゃあ今日から君はアリスくんね!
よろしくね、アリスくん

アリス

、、、船の上では「アリス船長」と読んだ方が妥当じゃないのか?クルー

チェルシー

あ!確かに!!
じゃあえっと、アリス船長、、、くん?

チェルシー

あ!今笑った!!

アリス

笑ってねぇよ

チェルシー

嘘嘘!私見たからね!
今のぜぇったい笑ってた!!

チェルシー

 初めて見たよ、君の笑顔

チェルシー

もっと笑いなよ、笑った方が素敵だよ?君は

アリス

、、、無愛想で悪かったな

アリス

全く、お前がいると一気に舟がうるさくなったな

チェルシー

「賑やか」と言ってもらえますか?💢

チェルシー

それに、私の名前「お前」じゃないし!

チェルシー

チェルシー•アルバート
というれっきとした名前があるんだから!

アリス

面倒くせぇな、チェルシーでいいだろ

チェルシー

もちろん!

こうして2人を乗せた舟は ゆっくりと海を渡る

その後、2人がどうなったかを 知る者は少ない、、、

彼らは広い海を、誰にも知られず 進んでゆく

えー、皆さんこんにちは、主です!

この度は、「アリスくんと著者猫」を読んでくださいましてありがとうございます!

実はこのお話、もうずっと前に私が夢の中で見たお話が元なんです

それを少しずつ脚色して今に至ります

その時の夢で1番記憶に残ってたセリフは「この物語をハッピーエンドにしてみない?」です(ちなみに私はチェルシーの役でした)←ドーデモヨ

今回、テラー初作品なんですよ!

なので色々誤字とかあるかもですが見逃してください、、、🙏

面白かったら是非いいねやフォローお願いします!

このお話は続けるか続けないかは今考えているので、もし次回が出ればそちらも見ていただけると嬉しいです😆

ご感想やアドバイスがあれば、是非コメントよろしくお願いします📝

それでは、貴重なお時間どうもありがとうございました!また次回もお楽しみに〜

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