予言

調子が悪いから車通勤をやめ

フラフラしながらも残業を終えて

普段は乗らない電車で帰ることにした

電車の駅に向かう途中の公園を通りかかったとき

ホームレスに声をかけられた

といきなり意味のわからないことを言ってきたので、とりあえず無視して駅に向かおうとした

腹が立ったが、再び無視して歩き始めると

その瞬間、はっと思い日付を見ると

それをみた瞬間、更に気分が悪くなったが

電車に乗り 我慢していると最寄りの駅に着いた

コンビニでも寄るかと思い 時間を見ると

22時22分

もの凄く体が重く感じる

時間も遅いし今日はコンビニ弁当で済ますことにした

弁当コーナーに向かうと

3割引のシールが貼られた弁当が 4つ並んでいた

頭が割れそうに痛い

ムシャクシャして 弁当と大量のつまみをカゴに入れ

フラフラになりながら レジに並んで会計を待つ

小計が上がるごとに 心臓の音がどんどん激しくなる

あと一つで会計が出る

その瞬間 俺はホームレスの言葉を思い出した

と叫んだ

とレジの横にあった商品を 店員に押し付けた

店員は不思議そうな顔で スキャンを終え

と言った

一万円を出して会計を済ませた

と強く思った