皆こう思ったことはないか
少女マンガで重要な存在
そうだ
恋のキューピットとなる友達
幸せになって欲しいよな
その為に
少女漫画の続編を少し覗いてみるとしようか
...
アオイ
..(欠伸)
アオイ
「 俺の名前はアオイ 」
アオイ
「 少女漫画で言うヒーローの友達ポジ」
カケル
アオイー!!!!!!!!
カケル
おっはよおおおおおおおおお!!
アオイ
「 んでこいつがそのヒーローポジ 」
アオイ
朝から元気すぎ...
カケル
アオイが元気無さすぎるだけだって!
カケル
あ!そういえばさ〜??^^
カケル
昨日あーちゃんと通話してたんだけど〜 (以下略)
アオイ
「付き合ってからはいつもこんな感じだ。」
アオイ
はいストップ
カケル
えーーーーまだまだあるのに
アオイ
もう惚気は充分聞いたから..
カケル
てか、アオイは作らないの?彼女
カケル
どっちかと言うとモテてる部類じゃん?
カケル
さては!!
カケル
昔から忘れられない子が〜っていうやつ!?
アオイ
少女漫画じゃあるまいし
アオイ
「いや、少女漫画っちゃ少女漫画か」
アオイ
単に好きな奴がいないだけ
カケル
もぉ〜アオイクンたら冷たいんだからっ!
アオイ
きつ..
カケル
冗談だってええええ!!
そんなこんなで学校へ
昼休み
カケル
アオイ購買行くっしょ?
カケル
あーちゃんと一緒に先屋上行っとくからすぐ来いよ!!
アオイ
まぁ、疲れてなければね
カケル
ねーー!あーちゃん酷くない!?
アユ
まぁまぁ、、
アユ
じゃあ、私達は先に屋上言っとくね
アオイ
「今日何食お」
アオイ
「メロンパン.........」
アオイ
「最後の1つだ..」
その時、急に下から小さい手が伸び、
目の前のメロンパンがなくなってしまった
不思議に思い周りを見渡すと
???
やったー!!!
???
最後の1個とはラッキーなのだ!
見た目は小学生とあまり差がなく
自分と比べても半分くらいのサイズ感の子
アオイ
「あれは..小動物かなにか?」
あまりの不思議さに凝視していると
???
ん??
???
お前もこれが欲しかったのか?
???
でも、残念だったな!!
???
すぐりの方が早く手にしたのだ!
???
いさぎよーく諦めるんだな!
と、吐き捨てどこかへ行ってしまった
アオイ
な..なんだアイツ
アオイ
「折角腹空かしてたんだけど..」
俺は仕方なく好物のメロンパンを諦め、
スパウトパウチのゼリーを買い、
屋上へと向かった