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れん
れん
れん
れん
れん
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あの日あの日、あの子はこういいました。
「大丈夫?」
なんて素敵な言葉
願ったって意味ないのに
すがったって意味ないのに
後ずさりができないなんて
あの子の言う通り。
学校なんて嫌だ
自分の気持ちを他人に出せない。
家にいることがいやだ。
自分の居場所がないから。
この世界がいやだ。
だって、生きてても、意味ないから。
生きてても意味なくてさぁ、
僕に何ができるんでしょう?
何をして、何をすれば、
僕は幸せになれるのでしょう。
意味なんてもうどーでもよくてさ、
もう、諦めちゃって、
笑いたくて
消えてしまいたくて、
でも、それもきょうで終わりかって、
光に照らされたい。
闇に飲み込まれたい。
幸せになりたい。
居場所がほしいの。
それだけが僕の願い。
ある日ある日、あの子が言いました。
「大丈夫?話を聞こうか?」
なんて、素敵な言葉。
でもさ、でもさ、信じることができなくて、
こんな僕は最低だ。
「あなたは強い。」
「キミはすごい」
「頑張ってるもんね!」
「私がキミの光に、
なってみせるよ!」
目を開けた、手を止めた
あの一瞬で、君が光になる。
誰かの助けで、人は強くなれる。
だから、だから、今度こそ、
僕があなたを救えるようになる、
光になる。
れん
れん
れん
れん
れん