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柴井琴里
小泉天音
小泉天音と柴井琴里が、学校に向かって逃げていた。
琴里達は、後ろから、初原真理愛たちが走ってくる気配を 感じとった。
立ち止まってはいけないと分かっているが、天音が遅く、 琴里は振り向いた。
そこでは、真理愛達が、天音の足を押さえていた。
柴井琴里
小泉天音
琴里が近づいて行こうとしたとき、真理愛が微笑んだ。
初原真理愛
あ…………、と琴里は我に返った。
柴井琴里
初原真理愛
真理愛は腕組みをして立っている。
初原真理愛
恐る恐る行ってみると、本当に何もしなかった。
柴井琴里
上原百花
上原百花が微笑んだ。
上原百花
大黒陽子
大黒陽子も賛成する。
大黒陽子
柴井琴里
初原真理愛
真理愛はカッターナイフを取り出した。
初原真理愛
柴井琴里
琴里は決心したように、言い放った。
柴井琴里
小泉天音
天音は琴里を、呆然と見つめた。
小泉天音
柴井琴里
琴里は真理愛をにらみつけた。
初原真理愛
真理愛は公園のトイレを指差した。
柴井琴里
小泉天音
初原真理愛
真理愛はにやにや笑っている。
初原真理愛
小泉天音
柴井琴里
天音と琴里の背中を、金宮亜由美、雨内友香、町屋美樹、中野愛菜がぐいぐい押す。
天音と琴里も必死に抵抗するが、その力には、かなわなかった。
トイレに着くと、天音と琴里をそれぞれ個室に突き飛ばし 外から掃除用具でドアを押さえた。
出ることは単純だと思っていた天音や琴里に、 そのドアは開かなかった。
小泉天音
柴井琴里
琴里はドンドンと扉を叩くが、真理愛たちに助ける気はなかった。
天音は、もうダメだ、と諦め、その場にしゃがみこんだ。
その様子を知った亜由美は、笑みを浮かべた。
金宮亜由美
上原百花
百花はうなずいた。
上原百花
大黒陽子
陽子も、頭に秘密基地の様子を浮かべた。
大黒陽子
町屋美樹
雨内友香
琴里だけ個室から出し、百花は天音がいる個室に入った。
琴里を連れ、トイレを出ていくと、 早速天音の悲鳴が聞こえた。
金宮亜由美
中野愛菜
雨内友香
柴井琴里
友香の言葉を聞いて、琴里は目を丸くした。
柴井琴里
町屋美樹
美樹は琴里の顔を見てくすりと笑った。
柴井琴里
大黒陽子
中野愛菜
町屋美樹
真理愛達は琴里を連れ、その秘密基地に向かった。
作者
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