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ぴぴぴ……ぴぴぴ………… ❤️「ん……ふわぁ………あさ………」 side涼太 起きなきゃ…… 朝ごはん作らないと… 朝ごはんを作ってダイニングに置いておく そうするとみんなが勝手に食べてくれる 💛「いただきます…」 💜「亮平、今日は行けそう?」 💚「いける!」 💛「んー無理そうです笑」 🖤「無理はして欲しくないので休みで」 💚「ケホッケホッ…行けるのに〜」 🩷「咳してて、説得力ないぞ〜」 🤍「そうだそうだ笑」 💚「むぅ〜」 💜「じゃあ、お熱計ってなかったら行っていいよ!もし行く時は真都一緒に行ってあげて?」 🤍「任せてよ」 双子の兄の亮平は体が弱い 多分、あれは熱ある顔してるし行けない みんながご飯を食べてる間に俺は支度を済ませて素早く家を出る ❤️「行ってきます………」 行ってらっしゃい なんてかえってこない 💙「はぁ、はぁ、追いついた!涼太出るの早いよ〜」 唯一の味方の翔にぃ ❤️「あっ、翔にぃ」 💙「めっちゃ急いで準備してきた 」 ❤️「俺なんかに合わせなくても……」 💙「いやいやいや、喘息持ちの弟をひとりで学校に行かせるとか狂ってるだろ!」 そんなことないのにな… ❤️「最近は、そんなに……」 💙「そーいう時に油断しておっきい発作起こすんだからさ?」 実際にはそう、2週間前に発作もないしと油断して少しだけ体育ではしゃいだ そしたら大きい発作が起きちゃって保健室に運ばれた ❤️「でも……」 💙「でもじゃない、ほかの兄たちは涼太のこと放って置いてるのかもしれないけど俺だけは見捨てたりしない!だからさ、俺には甘えてよ?」 ❤️「うん…?」 💙「はい!行こう!」 2週間前に発作を起こした時も先生に頼んで迎えを呼ばないでとお願いした 俺の学校は中高大と一貫校だから俺が発作で保健室行った時は兄に連絡が来る その日は、翔にぃと康にぃが迎えに来てくれた 💙「亮平は、今日は休みっぽいし正直真都も涼太のために走るようなことはあまりしないと思う、もし発作とかなんかで保健室に行ったら俺に言うようにお願いして?絶対迎えに行くから」 ❤️「うん」 俺が唯一心を許している翔にぃ 翔にぃだけには見捨てられたくない 6時間目 ❤️「ハァハァハァ………ゲホッゲホッ………」 先生「涼太くん、吸入しようか?」 ❤️「ゲホッゲホッ………ハァハァハァ……コホッ………」 先生「ゆっくりスーハーしようね」 ❤️「すぅ………はぁ………」 モブ「涼太くん、大丈夫…?」 ❤️「うん、ごめん……」 モブ「涼太、保健室行こう」 ❤️「いや、俺見学する……」 先生「わかった、あそこの木陰で見てていいよ でも念の為保健室の先生とみてて」 モブ「僕、呼んできます」 養「涼太くん、今はどう」 ❤️「平気です」 養「うん、顔色も大丈夫そうだね、心配だからお迎え呼んでもいい?」 ❤️「ダメ、先生、僕帰れるからお願い」 養「じゃあ、お兄ちゃん誰か呼ぶね?」 ❤️「翔太にぃがいい」 養「わかった、翔太くんね」 💙「涼太!!」 先生「翔太くん、部活終わりにごめんね」 💙「いや、いいんです」 ❤️「発作、起きちゃった……」 💙「うん、聞いた…よく頑張りました」 先生「翔太くん、よろしくね?」 💙「はい」 ❤️「翔にぃ?」 💙「涼太、帰ろっか!」 ❤️「うん」