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お風呂に入ろうと服を脱いで鏡を見た瞬間、 思わず声が漏れた。
颯斗.
首も鎖骨も肩も―― 昨日の名残りで真っ赤になっている。
颯斗.
とぼやいていると、 ちょうど洗面所のドアが開いて、 哲汰がひょこっと顔を出した。
哲汰.
目が俺の体を見た瞬間、口角がゆるむ。
哲汰.
颯斗.
慌ててタオルで体を隠すと、 哲汰は笑いながら近づいてくる。
哲汰.
颯斗.
そう言ってるのに、 哲汰は俺の頬に軽くキスを落としてきた。
哲汰.
颯斗.
哲汰.
そう言って笑う哲汰の顔が近くて、 もう何も言えなくなる。 顔が熱い。 お風呂の前からすでにのぼせそうだった。
颯斗.
哲汰.
颯斗.
笑い合いながら、結局また仲良くじゃれあって―― その夜も俺たちは、いつもみたいに騒がしくて、 でも優しい時間を過ごした。