お腹痛い

⚠️注意⚠️ 女体化 nmmn ご本人様と一切関係ありません 通報、荒らし、シェア、パクリ等禁止 ぱくってません 地雷さん回れ右

今日は彼氏とデート。それ故に今日はなんだか目覚めが良い気がする。せっかくのデートだからめっちゃ可愛い服装にしよ〜！ミニスカ履いて、網タイツにして〜…と思いながら起き上がろうとすると

そう思ってベットを見ると赤いシミができていた。女子ならほぼ一生付きまとう問題。りうらと付き合ってから今までデートの時や、りうらに会う時に生理が重なったことがなかった。きっと彼も生理の存在を知らないだろう

今日は…彼氏とデートなのに…ずっと楽しみにしてたのに…

誘って貰えたことがすごく嬉しかった。だから、ずっとそれを楽しみに今まで頑張ってきたのに…

そう言って勢いよく立ち上がる。もちろんさっき起きた時より体は重く、動かしたくないが、それよりも君に会いたい、君との時間が愛おしいから、その気持ちだけで体を動かす

体を冷やせば痛みは増す。けれど、痛み止めを飲めば何とか…そんな淡い願望にかける

無理にでも心を明るくする。新作のコスメ、可愛い洋服。髪の毛のサイドを編み込みして、ピアスをつける。君に可愛いって言って貰えるように

それでも痛みは容赦しない。さっき薬を飲んだのに、まだ効いていないのか、相変わらず痛いまま。お願い、りうらといる時は痛みを無くして…そう強く願う

デートに遅刻なんて絶対嫌。少しでも大好きな彼と一緒にいたい。だからいつもなら早く行くけど…今日はさすがに無理そうだ。時間ピッタリに向かおう

お守り代わりにお腹にカイロを貼って重い足取りで家を後にした

今日は少し早めに家を出たと思う。だから集合時間より少し早く来てしまった。でも…

いつも彼女は集合時間より早く待ち合わせ場所にいる。俺の様子が見えれば駆け寄ってきて「りうら！(*´˘`*)」って可愛い笑顔を見せてくれる。本当に愛おしいと思う

けれど今日はそんな様子はない。まぁ別に遅刻でも全然許すし、むしろ可愛いなって思う。それにりうらも洋服選びめっちゃ悩むから遅刻しかけるし…しないけど

そう思ってスマホをちらりと見た時

愛しの彼女の声が聞こえた。パッと顔を上げると

顔を上げた瞬間、俺に飛びついてくる彼女。そのまま受け止める。ぎゅーっとすると彼女が嬉しそうにえへへと笑う。この笑顔が本当に大好き

そう言いながら彼女の網タイツに指をからめる。抱きついてきた瞬間、スカートの中が見えないように軽く抑えた。めっちゃ短いからすごい可愛いけど、彼女のミニスカに網タイツは流石に理性にくる。

あれ…？いつもなら恥ずかしくするのに…今日はなんだか微妙な反応だな…

そう言ってにこりと笑いながら俺の手を掴んで、引っ張る。俺の大好きな笑顔。けれどそれは今、引きつっているように見えた

相変わらず洋服に夢中な彼氏。そのおかげでこっちはお腹が痛くてもバレていない

どうしよう。全然お腹の痛み変わらない。相変わらず痛い。歩くのを本当は辛いけど、何とか我慢する

やばい。すごい痛い。どうしよう。今すぐしゃがみこみたい。横になりたい。座りたい。どうしよう…

そう言ってりうらを強引に試着室に連れて行く。そしてりうらが試着室に入った

試着室の前にある椅子に座って前かがみになる。痛すぎて声にならない

追加で薬を飲む。そっとカバンに入れていた水筒を取り出す。暖かいお茶にしているから飲んだだけで少し心身ともに落ち着く。痛みも少し和らいだ気がする

そう言って更衣室で撮ったのであろう試着した服装の写真を見せてきた。効率良いなこのやり方…

正直、立っているのはだいぶきついし、洋服を見れるほど心身ともに余裕が無い。とりあえず座れるところに行きたい

やっぱりなんか彼女の様子がおかしい。いつもより静かだし、あまり動こうとしない。なんだか無理しているようにも見える

今日体調悪い？と聞くべきだろうか…少し疲れているから静かならもう今日は切り上げた方が…

急に走り出すないちゃん。追いかけようとしたら少し強めの言い方で来るなと言われた。ちょっとショック…けれどそんなに遠くに居ないからなんとく様子が見える

なんだか女性と話してる…？相手の方がとても焦っていて、ないちゃんが女性の方の後ろに立って、肩を持ちながらどこかに連れて行っている。大丈夫かな…

正直、離れて何かあったら不安だ。あんなに可愛い彼女だ。ミニスカに網タイツなんてあざとすぎる。襲われても仕方ないかもしれない。そう思い、少し遠くから彼女を追いかけた

歩いてる時、ふと前を見たら、前にいる女性のスカートに赤いシミがあった。生理中の女の子なら血が漏れてしまうことも多々ある

りうらには多分このことは分からないだろう。だから彼にはついてこないでと言って置いてきてしまった。少し言い方きつかったよなぁ…後で謝ろ…

彼女のことで焦っていたせいで痛みを忘れていたが、安堵した瞬間、忘れていた分を取り返すような激痛が走る。さっきまでの私よく動けてたな…

痛いことを口に吐き出すだけで少し楽だ。ずっと痛いのを我慢していたから、痛いと言えなかったからこそ言ってしまえばすごく楽になる

りうらは優しいからそんなことで怒りはしないだろう。言いたくないと言えば無理にも聞いてくることはないから多分大丈夫…

そう言って彼女はトイレから出ていった

りうらに心配かけちゃうな…急いで戻らないと…ここも多目的トイレだから本当に使いたい人いるだろうし…迷惑かけちゃう…

そう言ってドアを開けると…

怒ってる…？いつものかっこいい声とは裏腹に低くて怖い。こんな声聞いた事ない…

視線が泳いでいる。言い訳を探しているのだろう。そんなのお見通しなのに。どれだけ俺が君のことを今まで見てたと思ってるの

そういうと大きく目を見開いて、また視線を泳がせながら動揺してる。その姿にイラつきを覚える

イライラしながら下を向き、言葉を続ける。その時に不意に顔をあげると…

あぁ…そういうことか…。だから今日も無理してでも来てくれたんだ。なのに俺は…そんな彼女を傷つけて…。今、どうしてあげられたらいいんだろう…何が彼女を安心させるかな…

多目的トイレによくある長いベットのようなものに腰をかける。彼女を膝の上に乗せて向き合わせる

そう言って頭を撫でる。するとまた君の大きな瞳からポロポロと雫がこぼれる。桃色の瞳が綺麗に潤んでいて、それに俺が映っている

何度も謝る彼女。謝らないで、笑顔が見たいなぁ…そう思って…

まぁ…彼女だから何していても可愛いんだけどね。どんな服装でも似合うし可愛いから。言うまでもないくらいだけど

そう言うと元気よく立ち上がる彼女。さっきより痛みも良くなったのかな。そうだといいな…。さっきよりも表情も明るくなっているように見える

するとグイッと引っ張られ何かと思いきや…

頬に柔らかい感触。少し頬を赤らめる君。何をされたかなんて君に聞かなくてもわかる。普段されないし不意打ちにはさすがに耐性はない

軽い足取りで出ていく彼女。いつもかっこよく決めていたのに…今のでそれが崩れちゃったな…でもやられっぱなしは嫌だから、彼女の耳元で

おまけ

良かった。調子も良さそうだ。デートの時はあんまり笑わなかったから不安だったけど、今はずっと笑っていて、その笑顔が可愛くて仕方ない

顔真っ赤にして膝枕をねだる彼女。やっば可愛い。○ぬ。断る理由なんてないに決まってる

そうすると小さく「大好き」と君の甘いつぶやきが聞こえた