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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

保健室

学校地図に保健室が無かったのは気にしないで(唯のイメージなので)

叶夢

……ア゛?……何処だ…?此処……

起きたかい?

叶夢

!?

あぁ、吃驚させちまったねぇ……

大丈夫、妾は唯の養護教諭さ

叶夢

……あぁ、確か…そんな見た目、だった……ような……

改めて自己紹介したい所だけど……

アンタを待ってる奴らが居るから

その人ら呼んでくるよ、安静にしときな

叶夢

お、おぉ……

ガチャッ(?が出ていく)

叶夢

………〔自身の腕を見て、所々に包帯が巻かれているのに気付き〕

叶夢

………あの後、何がどうなったんだ……?

暫くして

中島 敦

叶夢君!大丈夫だった!?

叶夢

あ、あぁ……一応…?

太宰 治

……叶夢君、意識が無くなる前の事、覚えてるかい?

叶夢

……?俺が覚えてるとこは

叶夢

保久田憂一の住んでる部屋行って……

叶夢

部屋に上がらせて貰って……

叶夢

雑談、したとこまでは覚えてんだが……

叶夢

その後が全く……

太宰 治

成程…………やっぱり記憶が……

叶夢

………なぁ、何かあったのか?

叶夢

この傷も、何かあったからついたんだろ?

叶夢

…教えてくれ

2人

………

太宰 治

……叶夢君、君…異能を発動していたんだ……

叶夢

………え…

中島 敦

あの後、保久田憂一が「異能を暴走させる病原体」を部屋中に広めて………

中島 敦

太宰さん以外の人達は、異能が出てきて…

中島 敦

その後皆床に倒れたんだ……

太宰 治

それで、保久田憂一が持っていた銃を

太宰 治

腕諸共、叶夢君が消した………

太宰 治

いや、溶かした……かな?

叶夢

……人の、腕を……?

太宰 治

……ショックを受けるのは仕方ない

太宰 治

けど結果的に、私は助かったし………

太宰 治

いやぁ、一時はどうなる事かと…

言っとくけど、銃痕の治療はあくまで応急処置だって事………

分かってるかい?

太宰 治

………〔目逸〕

中島 敦

……太宰さん、後で病院行きましょうね……

叶夢

…他の奴らは?

中島 敦

あの場に居た人達は

中島 敦

保久田憂一と太宰さん、叶夢君以外の人に怪我は無かったよ

叶夢

そうか……良かった……

叶夢

………〔自身の手のひらを見て〕

叶夢

…危険過ぎるな、俺の異能は……〔見ていた手のひらで髪を掴んで〕

太宰 治

まぁ、人や物を溶かせる異能だからね……

太宰 治

若しまたああなるとなったら……結構厄介になり得るかも………

叶夢

……なぁ

叶夢

俺、この異能……ちゃんと制御して、使いたい

中島 敦

えぇっ!?

太宰 治

い、良いのかい……?また暴走でもしたら………

叶夢

無自覚で暴走して傷付けるぐらいなら……

叶夢

頑張って努力して、完全制御する方が楽だろ…?

叶夢

だから何か、訓練出来そうなら……

叶夢

つきあって欲しい…

太宰 治

………分かった、その前に

太宰 治

皆に報告しておかないとね

中島 敦

連絡は僕がします

中島 敦

少し席を外しますね〔保健室を出て〕

叶夢

………そんで、そろそろ自己紹介して欲しいんだが……?

……あぁ、それもそうだねェ

与謝野 晶子

妾は与謝野晶子、文學学園の養護教諭だ

与謝野 晶子

元文學学園生徒でもある、宜しく

叶夢

……先輩か……まぁ、宜しく頼む、与謝野先生

与謝野 晶子

あぁ後、治療なんだけど……

与謝野 晶子

完全治癒出来る事が__

太宰 治

あーっとそれより女医

太宰 治

そろそろ職員会議があるのでは?

与謝野 晶子

え?…あぁ本当だ……

与謝野 晶子

それじゃぁ行ってくるよ、二人ともお大事に〔保健室を出て〕

太宰 治

………危なかったね…叶夢君

叶夢

?どうしてだ?

叶夢

怪我が無くなるのは良い事だろ?

太宰 治

いやぁ……与謝野女医の異能は「瀕死状態の身体を完全治癒出来る異能」で……

太宰 治

私は異能を無効化してしまうから受けた事が無いけれど……

太宰 治

……その治療を受けた者達は……

太宰 治

この隣の部屋に行き………その時に保健室にいると……

太宰 治

治療を受けてる者の叫びが聞こえるんだよ……

叶夢

受けなくて良かった………〔少し顔を青くして〕

中島 敦

連絡入れて来ました~〔戻ってきて〕

中島 敦

皆さんもう帰っているらしいので、僕達も帰りましょう

中島 敦

もう6時半ですし……

叶夢

え、もうそんな時間なのか……?

太宰 治

流石に帰らなきゃねぇ……

太宰 治

叶夢君、立てるかい?

叶夢

……〔ベッドから降りて、少しフラついたがちゃんと立てて〕

叶夢

……大丈夫そうだ、一寸俺着替えてくっから、その後行こうぜ

玄関ホール

中原 中也

遅かったじゃねぇか

叶夢

中也?!

太宰 治

おや中也、居たんだ

太宰 治

てっきりもう帰ったかと

中原 中也

あぁ?お前護衛決めの時言ってたろ

中原 中也

"登下校ぐらいは俺達でやろう"……って

太宰 治

……あ~、そんな事言ってたねぇ

中原 中也

お前まさか忘れて……っ!はぁ……

中原 中也

さっさと靴履いて来い、俺ぁ先に外出てる

叶夢

う~っす

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