TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

summer Days

一覧ページ

「summer Days」のメインビジュアル

summer Days

46 - 第46話 孤独女と警備員とほほ笑み

2025年02月17日

シェアするシェアする
報告する

・孤独女と警備員とほほ笑み

なんか今、会場内がざわついたような…?

結は会場内を覗く

康平

気のせいでしょ?

康平は気怠るく答えた。結は康平を見て1つ聞いてみる

何で私を引き止めたの?

康平

本当に暇だったから話相手が欲しくて

ハイハイ。そうですか…っと

その瞬間、扉からものすごい勢いで人が出て来た。その拍子に結はよろめきそうになるが康平が支えてくれた

康平

お客様、大丈夫ですかって…船長、それに留美子さん?

康平が結を起こしながらも思わず2人に目がいった

幸一

すみません、お客様。お怪我はございませんか?

島田は結を案じて聞いた

いえ。大丈夫です

瑠美子

本当に申し訳ございません

留美子は深く頭を下げた

島田と留美子は結に改めて深く頭を下げてその場を後にした

どういうことでしょう?スケジュールでは今、船長はパーティーのオープニングに出ているはずじゃ…?

結はそう言って首を傾げる。康平は会場の様子を見て答えた

康平

いや、もうオープニングは終わって、ゲームが始まってますよ。それと、非常事態なら俺達警備員に声をかけるはず。それがないってことは大丈夫ですよ

康平は結を見ずに言った。その様子に疑問に思った結は康平の視線の先を見る

結は気づいた。康平は乗客を見ていること。そして、

 結の様子に気づき呼び止めたこと

警備員さんはちゃんと仕事をしていたんですね。サボる為に私を呼び止めたのだと思いました

結は康平の気遣いに気づき、笑みがこぼれた

康平

失礼だな!ちゃんと仕事してますー…やっと笑ったな

康平は結の顔を見てポツリと呟いた

警備員さん?何か言いました?聞こえなかった…

康平

何でもございません

康平も笑みがこぼれた

loading

この作品はいかがでしたか?

0

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚