小学1年
天野遥
お父さんお帰り!
天野遥
今日もテスト100点だったよ!
お父さん
当たり前だろ
お父さん
お前は天野家の子供なんだから
天野遥
(いつもは褒めてくれるのに)
お父さん
今日な御影家の家族と話をしていたんだ
お父さん
怜央さんは頭脳も運動神経も抜群で誰に構わず優しくカリスマ性の塊だそうだ
お父さん
それに比べてお前はたかが学校のテスト100点が何だ
お父さん
お父さんがっかりだぞ
天野遥
だけど
お父さん
口答えするな!!
天野遥
ご、ごめんなさい
お父さん
口答えしていいのら
お父さん
おまえが怜央さん見たいに何ってから言え
天野遥
はい
お父さん
部屋に戻って勉強してろ
天野遥
はい
天野遥
昔はこんなんじゃ無かった
天野遥
怜央って言うやつに会ってからだ
天野遥
怜央
天野遥
私は怜央を超えてやる
私は勉強もスポーツも性格も変えた
お父さんに認めて貰うために
だけど
怜央には勝てなかった
もう諦めて居たとき
中学生
天野遥
・・・
天野遥
何これ
天野遥
青い監獄のマネージャーに任命されました?
天野遥
何これ
天野遥
もう怜央には勝てないし
天野遥
マネージャーなってやろうかな
天野遥
なって
天野遥
私は
天野遥
・・・
天野遥
おとうさんボソッ
天野遥
もう大丈夫だから
天野遥
明後日か
天野遥
少し
楽しそうだな
翌日
天野遥
よし
天野遥
お父さん
天野遥
さよなら
天野遥
置き手紙を書いとこ
天野遥
ここに帰る事は無い
お父さんへ 私は青い監獄のマネージャーになります お父さん 最後だから言います 私はお父さんのために勉強もスポーツも性格まで変えました でも 私を褒めてくれた事は一つもありませんでしたよね 私は疲れました この家から出て行きますけどどうかご幸せに 貴方の娘だった 天野遥より
天野遥
さよなら
お父さん