公にはされてない極秘の情報だけど一部の人間には能力ってのがあるらしい。
水や炎、雷を手から出せたり、透視ができたりとか色々だ。
そしてよくわからんけど一応僕も能力者らしい
松田
春
松田
春
松田
そしてこの僕松田平祐の能力なのだが…
松田
春
スプーンと紙を曲げるだけ、なんなんこれ?しょぼすぎるだろ…。
色々試してみて紙とスプーンしか曲げられなかった、限定的すぎる…。
紙綺麗に曲げられるけどそんなの機械でやりゃええんだわ。
スプーン曲げにしたって遠隔操作でできるのはいいけど…地味、曲げるだけなら仕組みわかれば誰でもできるわ。
松田
春
こいつは春、俺の幼馴染で勉強できてスポーツ万能で僕と不釣り合いなくらい凄い男だ。
俺みたいなどこにでもいる有象無象とは偉い違いだ、幼馴染で同じ幼稚園・小学校・中学校通って来たのにどこで差ができた。
春
松田
春
松田
なんだよ、それで落ち込まれたら今回結構良かったなーって喜んでた僕がバカみたいじゃねぇか。
天は二物を与えずというがこいつに関しては顔も性格も勉強もスポーツもいいし4物ぐらい与えられてるんだが。
あーもうムカつくな、一回こいつに紙飛行機ぶつけてやりたい気分だぜ。
春
松田
春
松田
読者の皆様方には勘違いしていただきたくないが僕はまじで紙飛行機なんか投げてぶつけてなんかない。
幼馴染に一時の怒りで紙飛行機なげつけるほど松田平祐はそこまで腐った男じゃないことは明言しておこう。
嘘つけって思った方もこの先を見てほしい答えあるから。
そう、それをなんと言えばいいかわからないのだが端的に言えば。
目の前を埋め尽くすくらいの紙飛行機がこっちに飛んできていた。 …なんで?
春
なんで紙飛行機と思ったことだろう?僕にもわからん。
春
普通ならなんかやばいと思って逃げるだろう、しかしこの時の僕は違った。
松田
カッコつけて上手くない英語を放った僕は春の前に立つ。
読者のみんなは思い出すか見返してほしいこの僕の能力を。
松田
僕が腕を前に出すと紙飛行機は曲がっていった。
方向を変えて行ったという意味ではなく紙飛行機先端から折り曲がっていったということだ。
春
紙曲げる能力は地味だけどまさかこんな出来事で役立つとはね。
松田
折り曲がった時の衝撃で多少勢いは緩まったとは言え普通に飛んできて、丸まった部分が口に入ったり体や顔にペチペチ当たったり締まらない感じになってしまった。
春
松田
春
こんな不都合なこと中々ないな…。
うまく書けたかわからぬ…
ここまで読んでくださってありがとうございました😊
よければこんな作品を応援していただいたりコメントで批評とか感想くださると飛び跳ねるほど歓喜します。
それではまた