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公にはされてないけど、この世界には特殊な力の能力を持った人間が一部いる。
この僕もその一人だ、まぁ紙とスプーンを曲げられるだけなんだけど。
そんな僕も学校に通っている、個人情報は語らないけどね。
ん?どんな学校だって?
別に君たちのと変わりない普通の中学校
別に学園都市とかそーいう能力者の集う学校じゃないごく普通の学校
モブ子
松田
あまり話すのは得意でない僕だがありがたいことにこのスプーン曲げ一本である程度話しかけてもらえる。
みんな面白がってみてくるんだ、こんなの何が楽しいんだか…。まぁ多分少しすれば興味なくなるだろうけど。
一通り去っていった後ようやく解放された僕はいつものグループに向かう。
美鶴
西園寺
重克
松田
美鶴
松田
西園寺
重克
美鶴
相変わらず重克(しげかず)は凄いなぁ、よくこんなこと思いつくよ。
西園寺(さいおんじ)は苗字と顔がかっこいいし
美鶴(みつる)は少ない勉強時間でやたらテストができるし
皆んな小学生時代からの友達だけど、しょぼい超能力(みんなには特技ってことにしてる)しかない僕もその一つを貰いたいぐらいだね。
重克
西園寺
松田
重克
美鶴
…このエロガキどもめ
西園寺
美鶴
先生が通りかかって危うく画面を見られそうになったが近くにあった教科書を曲げることでなんとかなった。
松田
重克
美鶴
言い忘れていたが小学生からの付き合いなので普通に彼らにはバラしている。
松田
美鶴
西園寺
…嘘だろ
松田
重克
松田
西園寺
美鶴
松田
重克
西園寺
美鶴
松田
正直な話、僕も前日やろうとして途中で盛大に寝落ちした。
くそう、春が熱で休んでなければ…。
美鶴
西園寺
重克
ぐぬぬ、何か策は…ん?待てよ、そうだ僕にはちょっと変わったことができるじゃん
松田
少し悪いことをしよう
先生の開始の合図と共にミニテストが始まった。
一部の筆記用具以外は全部机の横に置くので通常なら不正は不可能。
だが僕は違うこの完璧な作戦をもって四人全員を勝利に導こう。
松田
髪を曲げる能力を応用するのだ
この能力の応用により触れることなく範囲の教科書のページを開くことができる!
幸いなことに僕ら四人は結構座っている席が近い。
そして僕の位置の関係上そのままテスト用紙の方を向いてても左端に教科書がちゃんと映る。
先生に開いてる教科書を万が一でも見られても僕は窓際なので強風のせいだと思わせられる。
先生は巡回の関係上、1番前の机を過ぎたあたりで振り向いてこっちに来る。 僕はそのタイミングを見て腕をおろし能力を解除する。
これによりバレずにカンニングが可能となる、名付けて「ちょいズル作戦」
ほんと素晴らしい、今自分が全能の存在になった気分だ。
僕たち四人だけの完璧なカンニング最高の気分だ。
大和先生
松田
2、2つしか書いてない?! しまった!つい浸ってて全然書いてないじゃないか!
モブ子
松田
松田
その後補習を回避し抱き合う三人の中に僕は入る気分になれなかった。
そして放課後ただ一人居残りとなり補習を受けさせられた。
松田
遅くなってすいません、テスト期間に突入しちゃって…(見苦しい言い訳)
というわけで今回はここまで
次回は一週間以内には投稿しますんで、よければ応援していただけると嬉しい限りです。