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死神

第2話 - 死神２

2019年08月24日

#恋愛

#死神

#殺人

#ホラー

#友情

#人助け

とんこつドーナツ

本部にて＿

トアー

ただいま戻りましたー

部長

おぉ！よく戻ってきてくれた！

トアー

で、話とは？

部長

そう焦るな、とりあえずそこに座りなさい

トアー

はい

部長

トアー君はさ、

トアー

(ゴクﾘ)

部長

もう100年くらい死神やってるんでしょ？

トアー

はい、そうですね

部長

じゃあさ、明日から別の役割にまわってくれない？

トアー

えっ!?

部長

どうしたのかね？いやかい？

トアー

いや、別に…

トアー

(さっきの仕事怒られるのかと思った…)

部長

そうかいそうかい、じゃ、よろしく頼むね

部長

詳しいことはこいつに聞きな

アクト

おぉ、久しぶりじゃないかトアー

トアー

アクト先輩！

トアー

ご無沙汰してます

部長

では、後は任せたよ

アクト

はい！

アクト

まずこっちへ

アクトの部屋＿

アクト

ここ座って

トアー

はい

アクト

仕事の説明の前にね、少しおさらいしとくね

モニターに資料が映し出される＿

アクト

死神仕事は主に2つって、最初の年に聞いたよね

トアー

聞きました

トアー

1つは、死んだ人の統計と、本部への報告

トアー

もう1つは、運命のガチャを引き死ぬ人をきめ、でっかい鎌で操って殺す

トアー

ですよね？

アクト

そうだ

アクト

そしてトアーは殺す側を選んだ

トアー

そうです

アクト

ここまではわかっているようだな

アクト

じゃあ、明日からの仕事の説明だ

トアー

もしかして、統計のほうへ移れと？

アクト

いや、違う

トアー

えっ!?

アクト

じつはな、死神仕事は3つあるんだ

トアー

なんで、今まで教えてくれなかったんですか？

アクト

その仕事は、経験が豊富で、本部の信用がないとできないんだよ

トアー

ほう

アクト

そもそも、死神の仕事って100年以上続く人は少ないんだ

アクト

それだけ続けられるという人は、ミスも少なく、本部への反抗もないから扱いやすい

トアー

なるほど、それに今回俺が選ばれたんですね？

アクト

そういうことだ

トアー

で、その3つ目の仕事とは？

アクト

その仕事は…

トアー

(ゴクﾘ)

アクト

人の命を助けることだ

トアー

はい？

アクト

まぁ、詳しく説明するから、聞いてくれ

トアー

わかりました

アクト

俺達が1日に殺す人数は合計15万人と決まっている、それは知っているよな？

トアー

はい

アクト

だが実際は、15万人を越えたり、足りていなかったりする

トアー

それは、新人がミスをして、ルーレットで出た数より多く殺したり、少なかったりするから？

アクト

そうだ

アクト

だから、俺達がなるべく15万人へ近づけるために、カバーしてあげるんだ

トアー

そういう事でしたか

トアー

でも、具体的にどうすれば…

アクト

まず、本部に掲示されている統計を見る

アクト

そのあと、自殺しかけているやつだったり、殺されそうになってるやつ、後輩と共に行動してカバーに入る

アクト

そんなとこかな？

アクト

あ、勿論統計の数が少なかったら、今まで通り殺していいからね？

トアー

わかりました、明日からですね？

アクト

あぁ

アクト

それじゃ、頼むね

トアー

はい！

死神

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とんこつドーナツ

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