精神病棟にいる僕は何故か国の幹部になって愛されました

精神病。

それは精神に苦痛を与え、時に人を█まで追いやるもの。

普通の人ができることが出来なかったり、普通の人とは違った容姿を持ったり。精神病に限らず"病"とは人を『普通』にしてくれないもの。

精神に、身体に害を与え広まっていくもの。

一般からすると『自分には無いもの』だから、一線を置いて会話されたり、気味悪がられたりする。

自分だけでなく他人にも害が及ぶことがある

僕が持っている病は……

アスペルガー症候群、不眠症、睡眠時無呼吸症候群、うつ病、等……

アスペルガー症候群:人と関わるのが苦手、関われない 不眠症:睡眠ができない、寝れても10分程度で起きてしまう 睡眠時無呼吸症候群:その名の通り睡眠時に呼吸が出来なくなったりする うつ病:気分が上がらない、楽しいことに"楽しい"と感じられない等

僕の精神病の原因は多分、"ストレスの溜め込み"。 昔は、ストレス発散、という言葉を知らずに、身体に無理をさせながら溜め込んでいたストレスが限界に達したのだろう 今では発散は出来るものの、出すより遥かに多く、ストレスが溜まっていくため、治ることは無いだろう、と諦めかけている。

これは、いつもストレスだらけの身体で"精神病棟"を眺めている僕の、これからの人生を書した物語だ。

ｶﾞﾔｶﾞﾔ

歩く度に声が大きくなっていく。

道を塞いでおり、邪魔な人に「どいてください」と声をかけるも、無視。

一体誰にそんな群がっているんだ、と思いつつ、もう一度、声をかける

そこに居たのは"3人の男性"だった

部屋につき、一息つく。

と、言葉にして言うと、ガラガラッ、とスライド式のドアの開く音がした

また、ストレスが溜まっていく気がした。

またガラガラッ、と音がし、声がしなくなった。