/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
jh
っ……？！
恋をしたという事実を知った途端に吐きそうになる
こんな事ご両親にバレたら僕は追い出されるかもしれない
長年世話をしてきた僕は信頼されないかもしれない
jh
はぁっ……
jh
……
今の気持ちはただ怖いだけだった
まさに禁断の恋だった
jh
あぁ……もう寝かせる時間……か……
jh
この時間ならご主人まだリビングにいるかもしれないな……
jh
……よし、行こ
勇気を出して部屋を出ていった
jh
ご主じn……
ドアノブに手をかけようとした途端
ご主人とご両親が言い合っているのが聞こえた
nj
だから！
nj
俺はあいつと結婚しねぇって言ってんだろ！
母
ダメよ！
母
貴方は次期国王なのよ？
母
嫁を決めないといけない時期なの！
父
そうだぞ！
父
お前結婚もせずに老後はどうするんだ！
nj
1人でもいいだろうが！
nj
無理やり押し付けんな！
jh
……結婚……か……
きっとご主人もそう言ってるけどこの先素敵な人と結婚するんだろうな
僕には見向きもしないかもしれない
僕は貴方の執事だから
執事という呪縛は死ぬまであるかもしれない
一般人として暮らしたらどんなに楽なんだろう
父
とにかく、明日も見合いがあるんだ！
父
そこで決めろ！
nj
勝手に決めんなよ！！！
nj
何回もさせんな！！！！！
母
ちょっと貴方なんて事言ってんのy……
jh
ご主人、寝るお時間です
jh
お部屋に来てください
勝手にドア越しに言ってしまった
いつの間にか口が動いていた
母
……
母
明日はちゃんと準備しなさいよ
nj
あぁ……
母
それじゃぁ、おやすみ
nj
……おやすみ
nj
……
jh
……どうされましたか？
jh
……寝れないのですか？
nj
いや……なんでもない……
jh
そうですか……
jh
……ご主人、久しぶりに話でも聞きませんか？
nj
……何の話だよ
jh
……いや、やっぱなんでもないですㅎ
nj
なんだよㅎ
nj
じゃあ……俺もう寝るな
nj
おやすみ、
jh
おやすみなさいませ、ご主人
そう言ってしばらくご主人の部屋を片付けたり見回りをしたり……
明日のお見合いの準備等もあった
ご主人は多分僕の事好きでは無いと思う
jh
……はぁ……
jh
ご主人……いい夜をお過ごしくださいね……
僕はそのまま部屋を出た
jh
ご主人、おはようございます
nj
……ん
jh
ほら、起きてください
jh
朝ですよ
nj
……やだ
jh
起きてくださいよ~
jh
今日もご予定あるんですy……？！
言いかけた途端腕を引っ張られてそのまま抱き締められてしまった
jh
ご、ご主人//？！
jh
は、離してくだs
nj
もう少しこのままでいいだろ……
nj
あー……暖かい……
jh
…………///
jh
もう、そんな事はいいんです//！
jh
早く準備してください！
nj
あーはいはい……わかったよ……
僕達は急いで支度をして見合い会場に行った
jh
ただいまです……
母
あら、おかえりなさい
jh
お、お母様、はい、
母
そういえば貴方に話があるわ
母
部屋に来てもらえるかしら
jh
は、はぁ……分かりました
jh
そ、それで……
jh
お母様、お父様、
jh
お話とは……？
母
そんなに焦らなくて大丈夫よ
母
クビの話では無いわ
父
そうだ
父
それで話っていうのは……
父
息子の話だ
jh
ご、ご主人について……ですか
胸がドキドキする
嫌だ、聞きたくない
そんな気持ちを持ったらだめなのに勝手に期待してしまう自分が居た
父
……
父
息子が結婚する事になった
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
