レッド
レッド
レッドは死にものぐるいで男を追うが距離は縮まらない
太った男
太った男
男は女性に向かって語りかける
レッド
すまない先生
すまない先生
すまない先生がレッドをリードする様に走る
レッド
レッドは再び視線を前に向け、男の事を追う
レッド
太った男
太った男
男は女性の耳に顔を近づけ囁く
太った男
太った男
太った男
男は壁に付いている米粒サイズのボタンを押す
すると
壁が2つに割れる
太った男
そう言って男は建物内へと入って行く
その様子を3人は物陰から見ていた
レッド
すまない先生
すまない先生
すまない先生は腕を組み、身を震えさせる
銀さん
銀さん
レッド
レッド
そう言ってレッドはボタンを探し出す
レッド
壁を注視して探す
レッド
レッド
すまない先生
レッド
そう言ってボタンを押す
ボタンを押した瞬間壁が2つに割れ、入り口ができる
銀さん
すまない先生
レッド
足音を立てないように3人は警戒しながら進んでいた
銀さん
すまない先生
床には余計なもの一つ落ちておらず、ほぼ完璧とも言って良いような部屋だった
すまない先生
鼻をスンスンと鳴らし、部屋の匂いを嗅ぐ
銀さん
すまない先生
レッド
すまない先生
レッド
レッド
銀さん
銀さん
そう言って3人は部屋の奥へと進んでいった
先程の部屋から先に進み、ドアを開く
レッド
棚には人形、化粧品や可愛らしい服など
とても先程の男が住んでいるとは思えない光景が広がっていた
銀さん
銀さん
銀さん
すまない先生
部屋の窓から見える空はどうやら偽物のようで、空がプリントされた紙が貼られていた
銀さん
すまない先生
レッド
すまない先生
廊下に出た後、すまない先生達は有りとあらゆる部屋に入った
だが…
どの部屋も、先程の部屋のようなメルヘンチックな部屋ばかりなのであった
すまない先生
銀さん
すまない先生
すまない先生と銀さんは疲れ切り、廊下の角に座り込んでいた
レッド
レッド
レッド
レッドは少し顔色が悪い
すまない先生
レッド
銀さん
レッド
レッド
その言葉を聴いた瞬間3人に悪寒が走る
すまない先生
銀さん
銀さん
レッド
すまない先生
…………
レッド
レッド
レッド
レッド
レッドは少し焦ったような顔をしているが、真剣な表情をしている
すまない先生
すまない先生もゆっくりと立ち上がる
すまない先生
すまない先生も真剣な顔つきに変わる
すまない先生
すまない先生
再び3人は立ち上がり、歩き出す
すまない先生達はかれこれ30分歩き続けていた
その甲斐もあり、先程とは違う怪しい道に出たのであった
レッド
レッドは少々警戒した様子で周りを見回す
銀さん
銀さん
すまない先生
そんな会話をしながら進み続ける
すると
レッド
レッド
数十メートル先に明らかに怪しい扉があった
すまない先生
駆け足で扉の近くまで進む
すまない先生
すまない先生
すまない先生
太った男
サッパリとした女性
レッド
すまない先生
銀さん
レッド
3人は扉に耳をくっつけ、耳を澄ます
太った男
サッパリとした女性
太った男
サッパリとした女性
太った男
銀さん
すまない先生
3人が扉に少し体重をかける
サッパリとした女性
太った男
レッド
銀さん
銀さんとレッドが小声で話す
すまない先生
レッド
扉に更に体重をかける
扉がミシミシと音を立てる
銀さん
レッド
更に扉はミシミシと音を立てる
とうとう扉が限界を迎えようとする
銀さん
バキッ
3人が広場へと倒れ込む
すまない先生
3人は盛大に地面に転ぶ
太った男
広場にいる男女の視線がこちらへと一斉に向けられる
レッド
銀さん
銀さん
サッパリとした女性
太った男
男はズンズンとこちらへと近づいて来る
レッド
レッド
太った男
太った男
太った男
男はねっとりとした話し方をしながらこちらへ問い掛けてきた
太った男
すまない先生
周りを見回すと計30人程のメイドやバニーガールが並んでいた
太った男
太った男
男はニヤニヤしながらこちらを見つめる
太った男
レッド
レッド
太った男
太った男
太った男
レッド
レッドは男の事を睨みつける
突き刺さる刃の様な視線で
太った男
太った男
男がガラスケースに入った赤い宝石を指差す
太った男
暫く男が黙り込む
太った男
太った男
レッドが拳で壁を叩きつける
レッド
レッド
レッド
レッド
レッド
レッド
レッド
レッドの声は真剣で聞いた者を震えさせるような迫力があった
太った男
太った男
太った男
太った男
太った男
男は完全に開き直って高圧的な態度を取る
レッド
レッドはキレても無駄だという事を感じ、一歩下がる
太った男
レッド
太った男
太った男
銀さん
銀さんは怒りを通り越し、最早呆れの感情を覚えた
レッド
レッド
レッドは再び刺すような視線を男へ向ける
一歩踏み出し、小刀を取り出す
レッド
すまない先生
すまない先生
レッド
銀さん
レッド
レッドは少しニヤリとした笑みを2人に向かって浮かべ、再び正面へと向き直る
3人は男に向かい対峙する
太った男
太った男
太った男
男は妙案が思いついたかの様に笑みを浮かべる
太った男
太った男
女の人
ボディーガード
太った男
太った男
太った男
太った男
レッド
レッド
レッド
レッドは小刀で空気を切りつける
レッド
レッド
レッド
すまない先生
銀さん
戦いの開始の鐘が鳴り響く
その瞬間3人は一斉に飛び出した
すまない先生
女の人
女の人
すまない先生
女の人
女の人
女がそう言った瞬間、こちらへ飛びついて来る
すまない先生
すまない先生
女の人
すまない先生
女の人
女の人
女がチラリと体をアピールする
女の人
すまない先生
この男、女には弱いのだ
すまない先生
すまない先生
シュバッ…バヒュッ
拳が休む暇もなくこちらへ飛んでくる
銀さん
銀さん
ボディーガード
ボディーガード
銀さん
銀さん
銀さん
銀さん
ボディーガード
ボディーガード
銀さん
銀さんは必死で攻撃を避け続ける
銀さん
銀さん
すまない先生のいる方向へ目を向ける
銀さん
銀さん
銀さん
銀さん
ボディーガード
銀さんが目を離した隙を見てボディーガードが攻撃を加える
銀さん
物凄い威力により、銀さんは壁まで吹き飛ばされる
銀さん
銀さん
レッド
太った男
レッド
太った男
太った男
レッド
レッドは圧をかけながら問い掛ける
太った男
太った男
太った男
太った男
太った男
レッド
レッドは少しバカにした様な笑みを浮かべる
レッド
レッド
レッド
レッド
レッド
レッド
レッド
レッド
レッド
レッド
レッド
レッド
レッド
レッド
レッド
レッド
レッドは男に向き直る
太った男
太った男
太った男
太った男
レッド
太った男
太った男
太った男
太った男
太った男
男は銃を構える
レッド
レッド
レッドは小刀を構える
太った男
太った男
レッド
レッド
レッドがそう言った瞬間男の怒りはMAXへ達する
太った男
太った男
バンッ
そう言って銃を発射する
レッド
レッド
レッド
レッドは銃弾が発射された瞬間に男に向かって走り出す
そして恐ろしいスピードで銃弾を避け、男に迫る
レッド
ザシュッ
小刀で男を切りつける
太った男
太った男
太った男
男は泣き叫ぶ
レッド
レッド
レッド
レッドは冷たく男に言い放った
太った男
男はコソコソと記憶の入ったガラスケースを外し、部屋の隅へと逃げて行った
レッド
レッド
レッドは石へと歩み寄る
そして静かに石に触れる
すると
ピカァァァァァァァァァァ
レッドが光に包まれる
そして脳内に数々の記憶が蘇る
兄貴!
痛いの痛いと飛んでけって…やってくれてありがとな!!
ミスターブルー
ミスターブルー
俺は……
俺は…!
ミスターレッド
コメント
7件
レッドおおおおおお レッドの言葉が胸にめちゃくちゃに刺さって泣きかけました…よかったあ… あの〇モい奴やっちゃe))
あぁぁぁぁーーーー
やっと取り戻した…!!!すまない先生…しっかりして…レッドさんやっと戻りましたねぇ…よかったよかった…