佐可野はる
ん、
彼女が起きた頃には俺は朝ごはんを作ってた、
西畑大吾
おはよ
西畑大吾
はる
佐可野はる
おはよ、って私、なんで、
まぁはるが驚くのは予想範囲内
だって、起きたらはるは下着だけの姿
はるはお酒には弱いから少しの記憶しかない
佐可野はる
え、だ、大吾
佐可野はる
き、のう、
西畑大吾
したよ、
西畑大吾
俺が抑えきられへんかったから
西畑大吾
まぁ昨日のはるはいつもよりいい顔してたで
佐可野はる
え?、
慌てて昨日の記憶を思い出そうとするはる、
佐可野はる
嘘、っ、
西畑大吾
あ、昨日言ったこと忘れてないよな?
佐可野はる
え、あ、
西畑大吾
俺らは秘密の関係
西畑大吾
それだけは忘れたらあかんで?
佐可野はる
うん、
あっさり受け入れるのがはるのいい所
西畑大吾
じゃあ朝ごはん食べよっか
佐可野はる
うん、
朝ごはんを食べている最中 ひとつの着信音が
佐可野はる
駿佑から、
西畑大吾
いいよ
佐可野はる
ありがと、
電話の内容はだいたい わかってる
多分はるの口からは 『私帰るねありがとう大吾』
そうゆう言葉を聞くんだろう、
まぁ秘密の約束をしたから
帰ってもいいよって言うつもり
佐可野はる
大吾
西畑大吾
ん?
佐可野はる
もう一日だけ、ここ居ていい?
西畑大吾
え?
まさかの展開に自分が驚いている
佐可野はる
なんか、駿佑が、
佐可野はる
俺のこと気にしてないなら帰ってきてって
西畑大吾
どうゆうこと?
佐可野はる
だから、駿佑が勘違いしてたってこと、
佐可野はる
気にしてないなら帰ってきて欲しいって言ってるんだけど、
佐可野はる
なんか、帰りたくない、
西畑大吾
そっか、
西畑大吾
じゃあとりあえず俺仕事行くわ、
佐可野はる
うん行ってらっしゃい
まさかの展開で正直ビビってる
西畑大吾
なんなんやろ
多分
はるのこと好きやからこんなにはるのことを思ってたんやと思う
でもそれを隠さないと行けない
だって、目の前には
道枝駿佑
大吾くんこれどうです?
西畑大吾
おーええやん
そうはるの彼氏
はるが俺の家におったことは隠さんでもいいけど
秘密の関係やからね
道枝駿佑
そういえばはると喧嘩したんですよ、
西畑大吾
そうなんや、
道枝駿佑
友達の家行くって行って帰ってこなくて、
西畑大吾
俺からも言っとこか?
道枝駿佑
いいんですか?!
道枝駿佑
お願いします!
西畑大吾
わかったじゃあまた連絡する
この三角関係は
誰にも教えられへん
特別な関係であって
犯罪的関係でもあるんやで、







