TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

絵心 甚八

えーあーあー

絵心 甚八

おめでとう才能の原石共よ

絵心 甚八

お前らは俺の独断と偏見で選ばれた、

絵心 甚八

優秀な18歳以下のストライカー300人です

ステージの中央に立つひょろっとしたメガネの男にスポットライトが当たる

それと同時に、周りのヤツらの緊張感も強くなった

(これ絶対楽しいやつ~~~!♡)

絵心 甚八

そして俺は絵心 甚八。

絵心 甚八

日本をW杯優勝されるために雇われた人間だ

(W杯優勝ねぇ)

絵心 甚八

単刀直入に言おう。

絵心 甚八

日本サッカーが世界一になる方法はただ1つ...

絵心 甚八

「革命的なストライカーの誕生」です

その後も青い監獄についての説明を していたようだが

全く聞いていなかった

なぜなら....

(やっべぇ♡ドキドキしてきたぁッ♡♡)

(きついトレーニングとかすんのかな?)

(300人もいれば1人はタイプな子いるよね?♡)

(あぁッ考えてたら興奮してきたッッ~♡)

クソ興奮していたからである

絵心 甚八

全国民の期待、優勝のかかった場面で迷わず撃ち抜ける。

絵心 甚八

そんなイカれた人間だけ____

絵心 甚八

この先へ進め

絵心 甚八という人物の 後ろのドアが開き

真っ白な光と煙が現れる

絵心 甚八

もう一度言おう

絵心 甚八

サッカーとは、お前らストライカーのためのスポーツだ

絵心 甚八

お前以外の人間はピッチ上の脇役だと思え

...♡

絵心 甚八

常識を捨てろ...

絵心 甚八

ピッチの上じゃお前が主役だ

ゾクゾクッ__♡♡

絵心 甚八

己のゴールを何よりの喜びとし

絵心 甚八

その瞬間の為だけに生きろ

絵心 甚八

それが...

''ストライカー''だろ?

ゾクゾクゾクゾクッッッ~~♡♡♡♡

(なんだよこれ、最高すぎ!♡)

すると、隣にいた人が何かに取りつかれたかのように走り出した

その人を試合開始の合図かのように周りの人も扉の奥へと走り出していった

もちろん俺もその内の一人

(こんな楽しそうなの行かない選択肢ないっしょ!♡)

そんな期待を胸に抱き、 先に進んだのはいいのだが...

あ''~...暇すぎ

(俺たちどこ連れてかれてんの?)

同意書に判子を押してからずっと バスに揺られ続けている

さっきまでの興奮も消えてしまって 少し残念な気持ちになっていた....

のだが

これがブルーロック!!

窓の外には「BLUEROCK」と大きく書かれた超デカイ建物があった

それを見た瞬間さっきまで冷めてしまっていた興奮が蘇ってきた

(こんな大規模だったのか...想像以上だ♡♡♡)

(体が疼くッ♡失神しそー♡♡)

バスから降りるとスマホ諸々 全て没収され、1人ずつ違う番号が書かれたボディスーツが渡された

俺は222Vか

部屋どこかな~

この通路は1面コンクリートでできているみたいだ

景色が変わらなさすぎて、今自分がどこを歩いているかさえ分かっていない

迷子とか何年ぶりだよ

そんなことを呟きながら 通路に立ち尽くしていた時だった

邪魔だ。どけ

ゾクッ__♡

背後から急な暴言をかけられた

振り返ってみるとそこには 俺より少し身長が高い、 綺麗な顔立ちの男が居た

ごめんごめん今どくよ

チッ...

俺が端の方に避けると舌打ちを しながら通り過ぎて行った

~♡

ッちょっとまって!

あ''?

Vの部屋って、どこかわかる?

知らねぇ

ふと彼の手元に目を移すと

そこには221Vと書かれているボディスーツが握られていた

あっ君もVじゃん一緒にイこーよ

誘うと無視された

まじかよこいつ♡

いい加減手放せ。鬱陶しいんだよ

ゾクゾクゾクッッ♡♡

掴んでいる手が振り払われそうになり、ギュッと力を込める

なんでこんなに気持ちいいんだっ♡♡♡♡!

はぁ?

はぁッ...さっきからほんっと..気持ちぃ♡

初対面の人にきつい言葉をかけられる

それが俺の体を快感で支配する

気持ちわりぃ、離せド変態野郎

ほんと口悪すぎっ♡♡

腕を掴む力は弱めずに空いている方の手でにやける自分の顔をおさえる

しれっと腕を絡めてみると

...

めちゃくちゃ眉間にしわ寄せて、ゴミを見るような、ドン引きした目で俺を睨みつけてくる

その顔も最高♡

チッ、勝手にしろ変態

諦めたのか彼は抵抗するのをやめた

この人とこれから同じ部屋かぁ...♡

この出会いは偶然か必然か、 まぁどっちでもいいけど

神様ありがとっ♡♡

この作品はいかがでしたか?

1,182

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚