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アナウンス
ピンポンパンポーン
アナウンス
只今より、○○大学内での鬼ごっこを開始します。
自分
なにこれ？
アナウンス
普通の鬼ごっこのルールではなく、鬼になった人は、アンモニア液を吸ってハイテンションになってから鬼にならなければなりません。
自分
はい？
アナウンス
嫌な方は1階図書館までお越しください。図書館に来た方はリタイアとなり鬼になりません。
自分
よし。図書館に行こう。
アナウンス
最初の鬼はボディービルダーのPさんです。
アナウンス
それでは、スタート。
P
俺かよ。
P
ん？
P
（ポケットに手を入れた）
P
なにこれ？
アンモニア液？
アンモニア液？
P
（自然と手に持っていたアンモニア液が鼻へ持っていかれる。）
P
すーーーーー。
P
P
あひゃーーーーー！
あひゃひゃひゃひゃーーー。
あひゃひゃひゃひゃーーー。
自分
やばい、逃げないと。
自分
ここは俺の言ってる大学だからどこに行けばいいか分かる！
P
あひひひひひ！
D
こっち来んな！
アナウンス
アナウンス
ピンポンパンポーン。
Dさんは捕まりました。
鬼になりますか？
Dさんは捕まりました。
鬼になりますか？
D
D
D
なってやるわ。
D
（アンモニア液をポケットから取り出した。）
D
すーーーーー。
あはーーーん。
あはーーーん。
自分
早く起きねぇかな？
自分
げ、こっち来た。
D
あんたも捕まえてやるわーーん。
自分
嫌だ嫌だ嫌だ。
自分
（何も無いところで転んだ。）
アナウンス
アナウンス
ピンポンパンポーン。
自分さんが捕まりました。
鬼になりますか？
自分さんが捕まりました。
鬼になりますか？
自分
ならないです！
図書館行ってきます！
図書館行ってきます！
アナウンス
かしこまりました。
では、引き続きDさんの鬼で続行となります。
では、引き続きDさんの鬼で続行となります。
D
あんたチキンね。
まぁいいわ。色んな男を捕まえてやるわよ。うふふふふふふふフフフ。
まぁいいわ。色んな男を捕まえてやるわよ。うふふふふふふふフフフ。
自分
（自分は図書館に向かった。）
自分
暗いな。電気つける場所どこだっけ？
自分
（スイッチをみつけ押した。）
司書さん
あら、○○くんどうしたの？
自分
うぉ！司書さんいたんですか？
その隣の人は？
その隣の人は？
司書さん
あぁ、この子は新しくこの図書館の司書さんなんだけど途中で交通事故にあってしまって…。
自分
なるほど。
自分
自分
（新しい司書さんは車椅子に乗っていて、顔が暗くて見えなかった。）
自分
こんにちは！
新しい司書さん？
司書さん
ごめんね。○○くん。この人、交通事故似合って顔が全てなくなってしまったのよ。
自分
え？
司書さん
だから新しくこの子が勤務するはずなんだけどこのような状態だから結局勤務することが出来なくなってしまってね。
司書さん
それでも図書館の司書に憧れてやって試験受かったのにこのような状態になってしまって。せめてと思ってここに連れてきたのよ。
自分
なるほど。
自分
…可愛そうですね。
司書さん
○○くん悪いんだけど奥の方にこの子の出勤カードだけ、最後に押してもらえるかな？
自分
いいですけど、俺でいいんですか？
司書さん
お願い！！
自分
分かりました。
自分
自分
（奥の方はなぜが暗かった。しかし、それらしきものだけ見えた。）
自分
いやいや、あれシュレッダーじゃん笑
自分
司書さん！あれシュレッダーじゃないんですか？
司書さん
それであってるよー！
自分
（いやいや、シュレッダーでしょ。）
司書さん
（自分の近くまで来た。）
自分
司書さん、これでいいんですか？
司書さん
だから、これでいいって言ってるでしょ？
自分
（いいのかな？てか、司書さんこっちに来ていいのかな？新しくはいるはずの司書さんのところに居なくて。）
自分
（後ろを見た。）
自分
自分
！！！
自分
（新しく入るはずの司書さんがいない！）
司書さん
どうしたの？○○くん？
自分
い、いや大丈夫です。
自分
本当にいいんですね？これで？
司書さん
うん。
自分
（まじかー。これで、実はシュレッダーでしたー！ってなったらどうすんだよ。）
ずっと渋っていると…
新しい司書さん？
（自分の腕を掴んだ！）
新しい司書さん？
こうやってやるんだよー！
新しい司書さん？
（急に無いはずの口が開き自分の指を噛んだ。）
自分
うわぁぁぁぁぁ！
自分
！！
自分
夢か。
自分
あれ？
自分
自分
（噛まれた方の指を見ると。）
自分
噛んだ後がある！
自分
（自分の指を噛んでみる。）
自分
歯型が合わない。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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