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お嬢
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HISAKI𓃠
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まばゆい光が収まると、そこは静まり返った病院の控室だった
霊安室を覗き込み、白布をかけられた自分の遺体の姿を目にした
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくん
自分の手を透かして見つめ、俺は静かに涙を流す
隣でフワフワと浮く小さな天使が「ね?言ったでしょ」と寂しげに呟いた
俺は涙を拭い、ひまわりのような笑みを無理に作って前を向く
ゆあんくん
場面は変わり、からぴちのシェアハウス
いつも2人でゲームをして大騒ぎしていたうりの部屋
うりは電源の落ちた真っ暗なモニターの前で、膝を抱えて静かに座り込んでいた
その背中に、現世に降り立った俺は駆け寄る
ゆあんくん
しかし、何度呼びかけても、うりはピクリとも動かない
やはり声は届かないのだ
俺は悔しくなって唇を噛み締め、自分のポケットに入っている、実質魂となってしまっている「あのチョコモナカ」を見つめた
そして、隣にいる小さな天使に向かって、深く頭を下げる
ゆあんくん
ゆあんくん
ゆあんくん
天使
ゆあんくん
天使
その瞬間、うりの部屋の机の上に、キラキラとした光と共に、袋が少しクシャッとしたチョコモナカがぽつんと現れた
驚いて近づき、袋の外側を見たうりの目から、一気に涙があふれ出した
そこには、生前のゆあんの汚い、でも見慣れた字で書かれた付箋が貼ってあったのだ
『俺からのサプライズ!』
うり
うり
うりは震える手で袋を開け、泣きながらチョコモナカを一口、口に運んだ
その時、部屋の中に、温かい光がフワリと広がる
隣で、天使が「これ、僕からの特別なサービスね。今のうちに別れでも言っときなよ」と悪戯っぽく微笑んでいた
ゆあんくん
うり
うりが驚愕して辺りを見回す
スピーカーからではなく、確かに部屋の中に響いた、大好きな相棒の声
俺は、キョロキョロと自分を探す相棒の後ろへとゆっくり歩み寄り、その背中にそっと、優しく抱きついた
すり抜けて触れることはできない
それでも、すべての想いを込めて、うりの耳元でそっと囁く
ゆあんくん
触れ合った場所から、一瞬だけ心地よい温かさがうりの背中に伝わった
俺の声と温もりを確かに感じて、うりは大粒の涙をポロポロと床にこぼしながら、愛おしそうに目を閉じる
うり
うり
声を上げて泣きじゃくるうりの言葉を聞きながら、俺は自分の足元を見た
最初の感謝が伝わった代償として、俺の足元がキラキラと金色の粒子になって、少しずつ消えかけている
しかし、うりの言葉を聞いた彼の顔には、ひまわりのような満面の笑みが浮かんでいた
それを引き裂くように、俺と天使の姿は再び金色の光に包まれ、あの最初の暗闇へと引き戻されていく
相棒に、世界で一番温かい「ありがとう」の言葉を交わして