テラーノベル
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部活が終わって学校の前で友達と別れる
別れてからは 一旦家に帰ったあと、近くの神社まで走り込みに行く
青
夏の暑さも和らぎ
セミの鳴き声もあまり聞かなくなってきた今
走るのにはとても丁度いい
青
青
結構ある階段を走り抜けて 疲れきって座り込む
青
猫
青
僕猫アレルギーなんだけど… そう思って飛び起きる
青
でも気づいた時には遅くて 既に猫は僕の膝の上に乗っていた
猫
青
青
青
いつもならくしゃみが止まらなくなったり するけれど
今回は違ってこんな近距離にいるのに アレルギー反応が出なかった
青
猫
青
可愛すぎる…てかやっと触れた
なんて感動している時 視界の端っこにダンボールがあることに気づく
昨日まで無かったものなのに… そう思って視線をそっちへと向ける
青
猫
見てみると『拾ってください。名前は桃です』
そう書かれたダンボールが置いてあった
青
わざわざ神社に置くなんて なんて思ったけれど
青
ピンクの毛色に青い瞳のこの猫に尋ねてみる
青
桃
青
そう言うと頭をすりすりしてきたので 可愛くて飼うことを即決した
青
猫
一応病気とか怖いので病院に連れて行って、
餌もトイレとかも買った。 身体も洗ったし多分大丈夫。
青
両親は仕事柄遅く帰ってくるのが日常だから 普段家にいないことが多い
一応飼っていいかちゃんと聞いたけどね
青
猫
青
青
なんて言いながら いつものように布団に飛び込んで寝ようとする
猫
青
桃ちゃんが隣で寝転んだのを見て 思わず笑ってしまう
青
そう言って頭を軽く撫でてから 眠りにつく
桃
青
朝起きると 桃ちゃんはもう居なくなっていて
青
辺りをキョロキョロすると ドアが空いていることに気づく
青
僕エアコン着いてるからちゃんと閉めたはずなんだけど
でもあまりその事には深く考えずに 制服を手に取ってリビングへと足を運ぶ
青
桃
青
青
青
桃
そう言いながらこの不審者はスマホを取ろうとする僕の手を掴む
青
桃
青
桃
桃
青
何言ってるんだこいつは
青
でもよく見ると青い瞳もピンクの髪の毛
青
でも桃ちゃんは女の子で
桃
桃
そう言いながら彼は僕の口から手を離す
青
桃
青
桃
なんて首を傾げている
青
青
信じ始めたと言ってもまだ信じきった訳では無いから
疑いをかける
桃
青
猫だと思って飼ったこいつは ほんとは美形の人間で
とか信じられるわけないでしょ
桃
そう呟いたと思ったら彼の姿は煙と共に変わっていた
青
僕が確認したのを見てまた人間に戻る
桃
青
『飼い猫に溺愛されてる件』
♡1000
ワンマン席埋まんないかもみたいな話聞いて 怖すぎた
コメント
8件
リアルで猫アレルギーです😭😭😭😭😭 とか言いながら猫好きなんですよ触りたいし🫠🫠 この作品のタイトルまじいいっすね 見る前わくわくしてましたわ🙄👈🏻
は???もう可愛すぎるんだけど可愛すぎてキレそうなに???毎回神作品書いてくれてありがとうございますほんと今回の桃青もとてもとても𝑽𝑬𝑹𝒀 𝑪𝑼𝑻𝑬でしたももんがちゃん𝑩𝑰𝑮 𝑳𝑶𝑽𝑬______
猫ちゃんの桃くんかわいっ❤ そして私も猫アレルギーだから猫に触れちゃって焦る青くんにめっちゃ共感しちゃうw 人姿の桃くん見てすぐ不審者だと思って めちゃめちゃ警察に通報しようとする青くんに慌てる桃くんの絡み尊過ぎる!✨ 続き楽しみです!!