EP.2
腕を引かれたまま約10分
意外と直ぐに西畑くんのお家に着く
西畑大吾
高峯未雅
高校生が住むには高すぎるであろうオートロック付きのマンション、
そして綺麗で整頓された部屋、
なんだか自分が座るには綺麗すぎる気がして座れなかった
西畑大吾
西畑大吾
オレンジのジュースが入っているグラスコップを2つ持って西畑くんがやって来た、
高峯未雅
西畑大吾
ということは西畑くんは普段バイトしているのかな、?
西畑大吾
高峯未雅
ダメだ、
男の子とふたりきりというものに慣れていないから、
上手く話すことが出来ない、
そんな中でも私はソファの前の床に座り、
西畑くんと同じようにペンとノートを鞄から取り出す
西畑大吾
真剣そうに例の数式を見つめる西畑くんを隣に私は
高峯未雅
硬直するだけだった、
西畑大吾
高峯未雅
高峯未雅
高峯未雅
ぼーっとしたり、
頭が上手く回らない、
西畑大吾
西畑大吾
高峯未雅
翌々考えれば これは私たちが考えるべきことでは無い
なのにどうして私たちはこんなに時間をかけてとく必要があるのだろうか、
単純に西畑くんが気になるだけなのかもしれないけど、
高峯未雅
高峯未雅
素直に聞いてみる、
西畑大吾
ペンを置いて当たりをキョロキョロ見渡す
西畑大吾
西畑大吾
高峯未雅
高峯未雅
西畑大吾
高峯未雅
そう言ってキッチンの方へ姿を消していく、
高峯未雅
私は不貞腐れたように机に向き合う、
高峯未雅
扇風機の風が机にあたって ノートがバラバラとめくれていく
高峯未雅
高峯未雅
西畑くんのノートの一番後ろ、
1部だけ切られたあとがあって、
表紙の裏にはなにか書いてたものが写ったような跡も、
よく見ると、
“you+me=___”
と書かれたような跡、
高峯未雅
そう思った時、
西畑大吾
西畑大吾
西畑くんが飛ぶように走ってくる、
高峯未雅
飛んできた西畑くんがバランスを崩して私の方に倒れてくる
ぎゅっと目を瞑って
数秒後
目を開ければ
高峯未雅
西畑くんが私を押し倒すようにソファにもたれかかっていて、
西畑くんの顔は私の顔との距離は握りこぶしが通るかどうかくらいだ
そして私は、
高峯未雅
なぜだか顔が熱くなってきて、
高峯未雅
驚いた顔をしてる西畑くんに問いかけると、
西畑大吾
と何故か笑い出す
高峯未雅
私は頭にハテナを浮かべると
西畑大吾
西畑大吾
高峯未雅
西畑大吾
そう言いつつも顔の距離は一切変わらない
高峯未雅
西畑くんを離そうとすると、
西畑大吾
西畑大吾
そう言って私の話を遮る
高峯未雅
ジリジリと顔が近づいてきている気がしてさっきよりも顔が赤くなる、
西畑大吾
西畑大吾
高峯未雅
西畑大吾
高峯未雅
高峯未雅
ダメだ顔がみるみると赤くなって今にも熟れてしまいそうなほどだ
西畑大吾
西畑大吾
高峯未雅
そう言って顔がゆっくりと離れていく
この続きって、何?
西畑大吾
西畑大吾
この人は一体、
何者なの?
さっきから胸の奥がずっとうるさい、
どくどくと高鳴っている
こんな感情はまるで初めて、
私の中では何がどうなってるの?
EP.3まで ❤450以上
❤連打と感想💬たくさんお待ちしてます👐🏻💞
コメント
13件
ちょっと!西畑焦らすなって 私いつでも準備OKよwwa (自分じゃない)
話が最高すぎる😭 続き待ってる
続き楽しみにしてマース!