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ともや

俺は…

ともや

好きだよ

あやと

えっ?

あやと

何が?

ともや

…あやとのこと

あやと

いやっ

あやと

いいよ冗談とか…

あやと

別に慰めてくれなくても

ともや

冗談じゃない

ともや

本当に

ともや

あやとが好き

あやと

えっ?

ともや

その真って人があやとのこと好きじゃなくても

ともや

俺は好き

ともや

あやとのこと

あやと

…ん〜

あやと

ちょっと待ってな

あやと

…ちょっと考えさせて

えっ?

ともやが俺の事?

好き?

いやっ、えっ

ありえるのか?

勝手に俺が勘違いしてるだけじゃ…

あやと

…あ〜

あやと

…なぁ、その好きってさ

あやと

俺が真に持ってる感情と同じ意味の?

ともや

…うん

ともや

そうだよ

あやと

あ〜…

あやと

OK、OK…

Loveなのか

まじかよ、えっ!?、

好きな人って…俺?

あやと

…あー

あやと

…分かった

あやと

好き…なんだな

あやと

俺の事

ともや

うん、だからさ

ともや

その…

ともや

俺と…

ともや

付き合ってくれませんか?

俺の事好きになってくれたのは嬉しいけど…

あやと

…ごめん

あやと

…俺、やっぱ真が好きだから

あやと

…お前とは付き合えない

ともや

…だよね

ともや

…ごめんね、急に

そう言ってともやは苦笑いする。

あやと

いやっ…

あやと

いいんだよ…別に

ともや

…でも

ともや

…俺は諦めない

あやと

…え?

ともや

…お前がどんだけそいつのこと好きでも

ともや

好きにさせてやるよ、俺の事

あやと

ははっ

あやと

なんだそれ

ともや

だから待っとけよ!

あやと

お、おう?

ともや

あっ、そうだ!

ともや

俺が前お前にやったやつやってよ!

あやと

…前にやったやつ?

ともや

うん!

ともや

ぎゅ〜って抱きしめて

ともや

よしよしして?

あやと

いやっ、それ振られた相手にやってもらうか?

あやと

しかも前やってもらったのはよしよしじゃなくて背中さするだし

ともや

…そういう細かい事はいいの!

ともや

いいから!

ともや

俺の事慰めて!

そう言って自分から抱きついてくるともやを、俺は仕方なく抱きしめる

あやと

…ちょっとだけだからな

ともや

うん!

ともや

もうすぐご飯だから〜

ともや

ご飯の時間になるまでね!

ともやにそう言われて時計を見ると、晩御飯まであと10分あった。

あやと

…まぁ

あやと

…ちょっと長いけどいっか

ともや

ねぇ

ともや

頭よしよしして?

あやと

…背中さするのならいいよ

そして俺はともやの背中をさする。

ともや

…好き…

あやと

…はいはいっ

そう言いつつ、ともやの背中をさすっていると寝息が聞こえてきた。

えっ?何?

もしかして寝ちゃった感じ?

あやと

…ともや〜?

ともや

…ん〜…

疲れてんのかな?

ちょっとだけ寝かせてやるか…

そして俺は晩御飯の時間になるまでともやを抱きしめながら寝かしてやった。

そして晩御飯の時間になり、ともやを起こす。

ともや

…ん…

ともや

あっ…ごめん…

ともや

俺寝ちゃってた…

あやと

ううん

あやと

いいよ

あやと

疲れてたんだろ

あやと

ご飯、いこ?

ともや

…うん

そして俺たちは晩御飯を食べ、風呂に入り、部屋に戻ってきた。

告白されて振って、なんかちょっと気まづかったけど、ともやはいつも通り接してくれた。

就寝の時間になり、電気を消す。

布団の中に入り、俺はある事を考えていた。

…謝った方がいいよね

…蓮くんにちゃんと謝りに行こ…

そう考えながら、俺は眠りについた。

そして翌日。俺は真の元へ行き、蓮くんに謝りに行く事を伝えた。

そしたら、「あいつ俺の事避けてるから、そんなすぐ会えないと思う」って言ってた。

真の言う通り、蓮くんを探してもなかなかいなくて、数日が経ってしまった。

そんなある日、帰りの時間にふと屋上に寄ると、蓮くんがベンチに座っているのが見えた。

…ふぅ

いた…

よしっ…謝るぞ…

ベンチに座り、下を向いている蓮くんに話しかける。

あやと

…蓮くん

あやと

…ちょっとお話

あやと

…いいかな?

蓮くん

…はい

あやと

…その

あやと

…まず謝らせて

あやと

…ごめんなさい

そう言いながら俺は頭を下げた。

蓮くんは慌てて口を開く。

蓮くん

えっ

蓮くん

なんで謝るんですか?

蓮くん

僕、そんな謝られるようなことされてないですよ?

あやと

…した

あやと

…ごめん

蓮くん

えっ

蓮くん

な、何を…

蓮くん

ですか?

あやと

ごめん…

あやと

俺…真に…

あやと

真にキスした

蓮くん

…その事なら大丈夫です

蓮くん

気にしないでください

あやと

…そうじゃなくて

あやと

…無理やり

あやと

…した…から

蓮くん

えっ?

あやと

その…

あやと

あの日はね

あやと

真が…

あやと

蓮くんに告白するために呼んだんだ…

蓮くん

コク…ハク…?

蓮くんは不思議そうに俺の方を見た。

あやと

俺…ずっと真のことが好きだったんだ

あやと

…でも

あやと

真が好きなのは蓮くんって知って

あやと

俺、2人のこと応援しなきゃって…思って…

あやと

真が幸せになるならって

あやと

でも…告白する前…なんかいやんなっちゃって…

あやと

嫉妬しちゃって…自分抑えられなくて…

あやと

気づいたら…キス…してた…

あやと

だから…ごめんなさい

あやと

本当に本当に、ごめんなさい

そう言い、俺はもう一度頭を下げる。

蓮くん

そうだったんですね…

蓮くん

僕、勝手に勘違いして…

蓮くん

先輩が新城先輩のこと好きだと思って…

そう言って蓮くんは下を向く。

そんな蓮くんに俺は思い切って言う。

あやと

真の好きな人は蓮くんだよ

俺はそう言い、泣きそうな気持ちをグッとこらえて無理やり笑顔を作った。

すると蓮くんはベンチから立ち上がって言った。

蓮くん

…教えてくれて

蓮くん

…ありがとうございますっ!

そして蓮くんは走り去っていった。

その姿を見送り、俺は寮に帰った。

部屋に入りすぐにともやの所に行った。

あやと

ともや

あやと

俺言えた

あやと

ちゃんと

あやと

ちゃんと蓮くんに言えたっ

泣きそうになるのをグッとこらえ、ともやの方をまっすぐ見て言う。

ともや

…そっか

ともやはそう言って立ち上がり、俺をそっと抱きしめた。

あやと

…なんだよ

ともや

よく頑張ったな…

ともや

よしよし

そう言って俺の頭を撫でてくる。

あやと

…なんだそれ

あやと

俺は子供じゃねーぞ

あやと

頭撫でるのやめろ

ともや

…いやだ

ともや

だってあやと今泣きたいでしょ?

あやと

別に泣きたくねーよ

ともや

…泣いていいんだよ

ともや

俺が着いてるから

ともや

ね?

あやと

やだっ…

あやと

泣きたくない…

そう言ったけど、本当は泣きたい。

ずっとずっと泣いていたい。

ともや

…泣きそうじゃん

ともや

もう

あやと

…泣かねーもんっ

そう言って必死に泣くのを我慢してたけど、もう我慢できなくて泣いた。

声を出さないように。

ともやにバレないように。

ともや

…泣いてる?

あやと

あやと

泣いてねぇ…けど…

あやと

ハグやめんなっ…

ともや

…えっ?

あやと

今顔見られたら困るから…

あやと

このままでいろ…

ともや

…うん、分かった

ともや

…しばらくこのままでいる

そして俺はともやをそっと抱き締め返した。

しばらく泣いてたら晩御飯の時間になった。

だから俺は泣くのをやめ、涙をふき取った。

ともや

うわぁ、すげぇ目赤い

ともや

めっちゃ泣いたんだな、お前

あやと

いやっ…これは…その…

あやと

寝てた…から…

あやと

目赤いだけ

ともや

ふふっ

ともや

何それ

あやと

ほんとだし!

あやと

寝てた!

ともや

わかったわかった

あやと

ほらっ!

あやと

いくよ!ご飯!

ともや

おうっ!

そして俺たちは、晩御飯と風呂を済ませ、部屋に戻った。

あやと

やべぇ

あやと

マジで今日むっちゃ疲れたから眠いわ

ともや

頑張ったもんね

ともや

もう寝たら?

あやと

うん

あやと

そうするわ〜

あやと

おやすみ...

ともや

うわぁ

ともや

普通に寝るんだな...

ともや

俺の前で

あやと

はぁ?

あやと

そら寝るだろ

あやと

眠いんだもん

ともや

いや無防備だわ〜

ともや

俺になんかされたらどーすんだよ

あやと

...知らねーよ

あやと

しねーだろ、お前

ともや

いや〜

ともや

わかんないよ〜?

あやと

しらね〜しらね〜

ともや

ふぅ〜ん...

しばらく沈黙が続いた後、ともやが俺の布団に入ってきた。

あやと

はっ!?

あやと

なにしてんの!?

ともや

隣で寝ようかな〜って

あやと

...断る、出ろ

ともや

やだ

あやと

いいし

あやと

ベッドから落としてやるっ!

そう言って俺はともやをベッドから落とした。

ともや

いってぇ〜

ともや

痛いじゃん!!

あやと

うるさい〜!

あやと

もう寝るの!

ともや

わかった

ともや

ごめんごめん

ともや

もうしないから...ね?

あやと

ん〜、知らない!

あやと

おやすみ!

ともや

はーい

ともや

おやすみ〜

そしてそのまま俺は眠りについた。

【創作BL】俺の好きな人と俺を好きな人

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