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Taira
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ゆーた
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コメント
3件
最高すぎますっ
ああ、この第2話、すごく良かったです……。もふくんとどぬくさん、お互いに「一人で抱え込むところ」が同じだと気づく場面、胸が熱くなりました。「お互い様」という言葉が、依存ではなく支え合いの関係に変わっていくのが感じられて。 メッセージの既読時間や間の取り方だけで、二人の距離感や感情の揺れが伝わってくる。こういう心理描写の丁寧さ、好きです。明日の電話、楽しみになりますね。
あの夜から、少しだけ変わった
何が変わったのかは、自分でもよく分からない
ただ、夜になるとスマホを見る回数が増えた
画面に並ぶ名前
『どぬくさん』
たったそれだけで、少しだけ安心する
……俺、依存してるのかな
そう思って、慌てて画面を伏せた
そんなことを考えていたら、スマホが震える
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なんだ、それ
思わず笑ってしまう
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いつも通りのやり取り
なのに、あの日から少しだけ違って見える
俺のことを心配してくれている
それが嬉しい
でも――
怖い
もし、この人までいなくなったら
そんな考えが浮かんで、すぐに消した
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送信してから、後悔した
しばらく既読がつかない
やがて
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胸の奥が、きゅっとなる
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また、少しだけ時間が空く
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画面を見つめたまま、動けなくなった
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その文字を読んでいるうちに、胸の奥が少しずつ熱くなる
どぬくさんも、笑っているだけじゃなかった
いつも優しくて
いつも明るくて
俺のことばかり気にして
そんな人だから、ずっと大丈夫なんだと思っていた
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送信してから、少し後悔した
聞いてはいけなかったかもしれない
でも
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短い返事が届いた
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俺は、画面を見つめた
それは、俺と同じだった
ずっと一人で抱えてたのは、俺だけじゃなかった
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少し時間が経って、また通知が届く
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たったそれだけの言葉なのに
胸の奥が、少しだけ軽くなった
それからしばらく、くだらない話をした
今日会ったこと
好きな食べ物の話
明日の予定
どうでもいいような話ばかり
でも、その夜だけは
そんな普通なやり取りが、何より大切なものに思えた
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スマホを置こうとして
また、通知が光った
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指が止まる
少しだけ迷ってから、文字を打った
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送信
すぐに返信が来る
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たった三文字
なのに、明日の夜が少し楽しみになった
窓の外を見る
雲の切れ間から、星がひとつだけ見えた
明日は、どんな話をするんだろう
そんなことを考えながら
俺は、久しぶりに少しだけ穏やかな気持ちで眠りについた