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母
いい？しいちゃん辛くて、耐えられないようなことがあったらこの口紅を塗るのよ？
肌は雪のように白く 唇は桜のような桃色の母が 笑顔で言った
志依
はっ！
志依
また、、、
またあの夢
口紅が、 そんなに気になっているのかな、 私、、、
志依
は、8時！？
志依
遅刻だ〜！
志依
ギリギリ乗れたぁー、
母は私が13歳の頃に死んだ
病で死ぬなんて、 お母さんらしくないな、
ドンッ！
志依
痛っ！あ、ごめんなさい
香里奈
あれ〜？石じゃ〜んW
香里奈
お母さんに捨てられた、
可哀想な石さん(笑)
可哀想な石さん(笑)
香里奈
ね〜！小春！石いるよー！
香里奈
じゃ、一旦外でようか、い・し
志依
ここ、人少ない、
香里奈
だからじゃ〜ん！
いじめやすいでしよ？(笑)
いじめやすいでしよ？(笑)
まぁ、そうかとは思ったけど
小春
え？お前も遅刻？
志依
そう、ですけど、、、
香里奈
いしだもんね〜W
小春
あ、そっかW
香里奈
50キロぐらいあるんじゃね？
小春
確かにー！
香里奈
ちょっと１回見せろよ！
志依
いや、やめて、
小春
脂肪あるか見てやるからさぁー
香里奈
てかうちらに感謝してよ〜
小春
ほらほら
香里奈
見せてみせて
志依
やだ、
香里奈
は？生意気
香里奈
小春こいつ抑えて
小春
かしこまり！
香里奈
じゃ！見せていただきマース(笑)
志依
いやぁ！
志依
もう、嫌だ、
※母から貰った人形で志保さんの 体を表しています。
私の体は限界だった
志依
この人形、私の体と一緒ね、
辛い、苦しい、ﾀﾋにたい、
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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