なろ屋
(ないこ君は、大丈夫かな?)チラッ
なろ屋
(えっ、、、、)
そこには、そらちゃんのリスカを止めるないこ君も、
パニックになり暴れているそらちゃんもいなかった。
なろ屋
(、、どうして?
そんな事を思ったが、そんな疑問は次のないこ君の発言でかき消された。
ないこ
辛かったね、、、ポロポロ
ないこ
苦しかったね、、、ポロポロ
そう、ないこ君はそらちゃんの苦しみを分かち合い、心を開いき、わかり合おうとしていたんだ。
そらねこ
あ、、、、ポロポロポロポロ
いつのまにか、そらちゃんも安心したのか、カッターを捨て泣いていた。
なろ屋
(、、、、ハア最初からこうすればよかったな、、
なろ屋
(そしたら、そらちゃんもこんなに溜め込まず、翔兄も傷つかずに済んだのかな?
なろ屋
だとしたら、僕お兄ちゃん失格じゃん、、、、
ないこ
我慢なんてしなくて良いよポロポロ
ないこ
泣いて良いよ、良いんだよポロポロ
なろ屋
(ああ、、、ないこ君はすごいなぁ
なろ屋
(心を閉ざした子の気持ちを理解してあげられて、、、、
なろ屋
(すごいなぁ、、、眩しいなぁ、、、、
気がつくと、そらちゃんは、更に泣く勢いが強くなっていた
そらねこ
でっヒッグッでっもヒッグッヒッグッ翔兄ヒッグッに酷いことしちゃったヒッグッよポロポロ
ないこ
そうだね、でも君のお兄さんはそんなんで、君の事を嫌いにならないよポンポン
なろ屋
(ああ、、その通りだ、、、
なろ屋
(本当に、ないこ君は完璧だ、、、
ないこ
心配しなくて大丈夫だよポロポロ
なろ屋
ポロポロポロポロポロポロ
ないこ
?クルッ
ないこ
(誰かいるな、目の前の事で気配に気づかなかった。)
そらねこ
?ポロポロポロポロ
なろ屋
ないこ
(向き直して
疲れたでしょ?1眠りしたら?
(この気配は、、、なろ君かな?
そらねこ
コクコク
そらねこ
スースースー
ないこ
それで、どうしたの?なろ君?
なろ屋
あっフキフキ
なろ屋
ないこ君が心配だったから、 、、
ないこ
違う。どうして泣いてるの?
なろ屋
えっと、、そらちゃんが心を開いてくれてよかったなーって思って安心してたらねっ(ニコ
自分の情けなさを実感し、「ないこ」という存在が、まるで、、、
ないこ
大丈夫だから、本当のこと話して?
なろ屋
(あーあやっぱ気づくよな〜
なろ屋
(取り繕ってもバレるし話すか、、、
なろ屋
僕は、、、ただ、、“お兄ちゃん”なのに何も出来なっかたな〜て思ったんだ〜
ないこ
ッ、、(お兄ちゃんなのにね〜
なろ屋
情けないよね、、、
ないこ
なろ君、、お兄ちゃんなのにって何?
なろ屋
えっ?それは、、
ないこ
お兄ちゃんだと、自己管理を完璧にしないといけないの?
弟の世話も完璧にしないといけないの?
勉強もどんなに頑張っても、テストで100点取らないといけないの?
苦手でも、運動神経抜群じゃなきゃいけないの?
ないこ
違うよ?
ないこ
お兄ちゃんの前に、1人の人間だよ?
ないこ
人間、1人1人得意不得意はあるでしょ?
ないこ
だから、なろ君は情けなくないよ?
なろ屋
ハア(本当完璧なんだから、、、
なろ屋
そうだね、そうだよね、ポロポロ
なろ屋
ないこ君は、ダメダメだなぁって思うことある?ってあるわけn
ないこ
あるよッ!
なろ屋
ビクッ、、、、え?
ないこ
自分が頑張らなきゃ
完璧じゃなきゃ
ないこ
いずれ誰かが認めてくれる
ないこ
なんて、毎日思ってる。
ないこ
だからさ、情けないって、言わないで?ポロポロ
ないこ
俺も、なろ屋も、苦しくなっちゃうよ?ポロポロ
なろ屋
あッ、、、あッ、、ポロポロ
ないこ
お兄ちゃんなのにじゃない、ポロポロ
ないこ
僕は、ね?ポロポロ
なろ屋
う、うんポロポロ
なろ屋
(眩しいなぁ、、ポロポロ
なろ屋
(言葉1つ1つがあったかいなぁポロポロ
ないこ
もう、、泣くのはやめよ?
なろ屋
フキフキう、うん!
ないこ
今は、そらねこ君の心に寄り添う事!ね?
なろ屋
任せて!ニパッ
ないこ
(素直な笑顔、、、いいなぁ
なろ屋
ッ翔兄!
なろ屋
ちょっと、行ってくるタッタッタッタッタ
ないこ
(俺も行こうかな)タッタッタッタッタ