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主
主
主
START
クラスのみんな
桃
皆に合わせて笑う。
本当はそんな楽しくないのに
''こうしてればいい''って分かってるから
――これが私の仮面。
桃
皆に手を振って教室を出る。
さっきまでの笑顔が少しづつ消えてく。
桃
と小さくため息を吐いたその時
赤
名前を呼ばれ振り向く。
そこにいたのは――赤
昔よく一緒にいた幼馴染
目が合う。
懐かしいはずなのに少し気まずい
「······」
赤
赤が、ゆっくり口を開く
赤
桃
一瞬、息が止まる
桃
そう言って笑おうとする
赤
赤
ドクッ心臓が鳴る
桃
思わず少し笑ってしまう
作った笑顔じゃない
ほんの一瞬の素の笑い。
__しまった。
すぐ顔を戻す
桃
そう言って笑う
――いつもの''仮面''で
赤
赤は何も言わなかった
その沈黙が怖くて、
桃
それだけ言って歩き出す
少しだけ足が早くなる
振り返らない。
振り返ったら、全部崩れそうで、
廊下に自分の足音だけが響く
――今日も私は、仮面を被ったままだった。
主
主
主
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