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主
𝐬𝐭𝐚𝐫𝐭
ｶﾞﾁｬ
ﾎﾞﾌｯ
夏油○○
……………
夏油○○
もう限界
夏油○○
ゆみに電話してみよ
夏油○○
もしもし
ゆみ
もしもし
ゆみ
どうした？
夏油○○
…………
○○から電話なんて珍しい何かあったのかな？
ゆみ
○○私に聞いてほしいことがあったんだよね？
夏油○○
うん
ゆみ
ゆっくりでいいから話してみな？
夏油○○
……………
夏油○○
もう限界なんだ
ゆみ
!!
ゆみ
何があったの？
夏油○○
今の自分が嫌なんだ
夏油○○
みんなに迷惑かけて素直になれない自分が
ゆみ
…………
きっと、”あの”こと引きずってるんだろうな
夏油○○
色々思い出しちゃうんだよ嫌なことが
ゆみ
○○、そのこと五条くんや硝子ちゃんは知ってるの？
夏油○○
知らない
ゆみ
あのさ、硝子ちゃんに言ってもいいかな？
夏油○○
………
ゆみ
五条くんには言わない約束するから
夏油○○
わかった
ゆみ
ありがとう、硝子ちゃんなら大丈夫だと思うよ
夏油○○
……………
ゆみ
私は高専の人間じゃないから直接話を聞いてあげることはできない
ゆみ
だけど○○の味方が頼れる人を増やすことは出来るからさ
夏油○○
うん…
夏油○○
いつも、ありがとう
ゆみ
こちらこそだよ
夏油○○
じゃあまた
ゆみ
うん
家入硝子
○○一体どうしたんだ？
ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
家入硝子
ゆみから電話珍しいな
ゆみ
もしもし硝子ちゃん
家入硝子
久しぶりだなどうした？
ゆみ
○○のことで話があるの
家入硝子
今○○は
ゆみ
知ってる精神的にもヤバいって
家入硝子
どうしてそれを
ゆみ
さっき○○から電話でもう限界って
家入硝子
そっか
家入硝子
で○○がどうした
ゆみ
○○の過去について話しておこうと思って
ゆみ
多分知らないでしょ？
家入硝子
ああ
家入硝子
教えてくれ
ゆみ
話す前にこのことは五条くんには絶対話さないでほしいの
家入硝子
なんでだ？
ゆみ
○○が嫌がってるの
家入硝子
だけどどうして私に
ゆみ
私は高専の人間じゃないから直接話を聞いてあげれるわけじゃないから
ゆみ
何かあったら硝子ちゃんに頼って欲しくて
家入硝子
わかった
家入硝子
聞かせてくれ
ゆみ
高専の時に○○は灰原くんを亡くしたでしょ？
家入硝子
ああ
ゆみ
それで＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ゆみ
だから＿＿＿＿＿＿＿＿＿
家入硝子
!!
ゆみ
それで○○は心を閉ざしちゃって
ゆみ
唯一心を開いてるのは同期の七海くんだけ
家入硝子
○○にそんなことが
ゆみ
硝子ちゃん私からのお願い
ゆみ
○○を心を開いて昔の○○に戻ってほしいのだから力を貸してほしいんだ
家入硝子
当たり前だろ
ゆみ
ありがとう…！
家入硝子
ただいつかは五条に話さないといけない時は来る
ゆみ
わかってる
家入硝子
とりあえず○○のケアはこっちでやるから安心しろ
ゆみ
ありがとう硝子ちゃん
家入硝子
また何かあったらかけるな
ゆみ
わかった
ゆみ
またね
家入硝子
ああ
夏油○○
…………
五条悟
…………
ちゃんと○○と話さないと
ｺﾝｺﾝ
五条悟
○○、僕だ
○○はドアの内側にいます！
なんで来たの？
五条悟
なんでってお前が心配だからだ
もうほっといてよ！！
五条悟
！！
もう限界なんだ
もうしばらく部屋に来ないで
五条悟
………
五条悟
わかった
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