あまね
あまね
if
悠佑
あまね
あまね
あまね
ないこ
りうら
あまね
あまね
あまね
初兎
ーhotokeー
あまね
if
悠佑
ないこ
りうら
初兎
ーhotokeー
あまね
あまね
あまね
あまね
あまね
あてんしょん、以下略 (前回の続き)
if
見れば見るほど痛々しい傷跡
if
持ってきた滅菌ガーゼを傷部分に強く押し当て、止血する
if
でも、そんな上手くいかない
if
深く切り刻まれた所から溢れ出る血液は
そう簡単には止まらない
if
そう思っていると玄関の鍵が空いた音がした
ないこ
合鍵を渡しておいたいれいすメンバー
1人ずつ入ってくるようお願いしたら
ないこが初めに入ってきた
ないこ
ないこ
ないこ
ないこ
震える体を必死に押さえつけるないこ
涙目な彼の瞳は 悠佑の手首をしっかりと捉えていた
ないこ
ないこ
if
正直なところ、分からなかった
リスカもやりすぎると死に至る
早く病院に連れていった方が 彼のためなのかもしれない
初兎
初兎
初兎
初兎
たどたどしい手つきで悠佑の指先に触れる
初兎は、手放したら崩れてしまいそうな
何処かで割れてしまいそうな
そんな儚い表情をしていた
ーhotokeー
続いて入ってきたほとけ
悠佑を見るや否やその場に崩れ落ち
泣き出した
ーhotokeー
ーhotokeー
いつもは笑って涙を拭ってくれる悠佑が
今日はいない
りうら
りうら
りうら
りうら
りうら
りうら
最後、りうらが入ってきた
ゆっくり深呼吸をする
ないこ
そんなりうらの背中を優しく撫でるないこ
落ち着け
と言わんばかりに撫で続ける
りうら
りうら
りうら
りうら
if
ーhotokeー
ーhotokeー
初兎
静かに涙をこぼすこの時間
でも、ゆっくりはしていられない
if
if
ないこ
りうら
初兎
ーhotokeー
部屋の掃除はまた後で
悠佑の傷口に触れないように担いで
車に乗り込んだ
ーhotokeー
病院に着くまで、頑張って止血をする 子供組
それを眺めるないこ
if
運転を任せられているいふは
静かに車を走らせた
あれから何分たったのだろうか
病院に連れていくや否や
緊急室に運ばれて行き
緊急手術
を行うと言われたのだ
if
ないこ
りうら
ーhotokeー
初兎
ーhotokeー
無言のいれいす
メンバー1人でも欠けると
こんなことになってしまうのかと 改めて実感する
医者
if
医者
if
医者
医者
if
医者
if
医者
if
医者
医者
if
医者
医者との会話
いふ以外なにも喋ること無く 聞き耳を立てた
if
if
こくりと頷く彼らの目には
ハイライトが戻りつつあった
ガラガラ
if
包帯に身を包んでいる想い人
そこは手首だけではなく
腹部、首にも巻かれていた
if
ないこ
りうら
初兎
りうら
気がついたりうら
悠佑の首元には、黄色に光る ネックレスが緩く巻かれていた
if
if
ないこ
初兎
ーhotokeー
流石のメンバー愛に感動していると
ガラッ
上司
上司登場
if
if
ないこ
若干睨んでいるいふに 驚きを隠せないないこ
ないこ
ないこ
上司
上司
上司
if
上司
上司
上司
上司
if
if
if
if
ないこ
上司
上司
上司
if
if
悠佑は仕事ができるから
こき使われ、人の仕事を押し付けられて いたのだ
if
if
if
if
上司
上司
上司
上司
「殺す」
if
上司
if
if
if
上司
上司
ガラガラッ
そうすると、上司は部屋を出ていった
if
流れる沈黙
それを打ち破ったのは
if
彼自身だった
ないこ
りうら
初兎
ーhotokeー
でも今の雰囲気で大体察したのか
ないこ
ないこ
ないこ
if
と、決めてくれた
if
「悠佑」
悠佑
悠佑
あれ?もうこんなところにおるん?
悠佑
えー、覚えとって欲しかったなぁ〜
悠佑
悠佑
悠佑
悠佑
ジェル
悠佑
ジェル
ジェル
ジェル
悠佑
悠佑
ジェル
悠佑
ジェル
悠佑
ジェル
ジェル
ジェル
ジェル
悠佑
悠佑
ジェル
ジェル
ジェル
悠佑
ジェル
ジェル
悠佑
ジェル
悠佑
ジェル
悠佑
悠佑
悠佑
悠佑
悠佑
悠佑
悠佑
ジェル
ジェル
悠佑
ジェル
ジェル
ジェル
ジェル
悠佑
悠佑
悠佑
ジェル
ジェル
ジェル
悠佑
ジェル
ジェル
ジェル
悠佑
ジェル
悠佑
ジェル
悠佑
悠佑
ジェル
ジェル
ジェル
悠佑
ジェル
ジェル
ジェル
ジェル
ジェル
悠佑
悠佑
どんっ
悠佑
ジェル
ジェル
if
悠佑
if
ないこ
りうら
ーhotokeー
初兎
ゆっくりと開かれた悠佑の瞳
悠佑
悠佑
if
if
悠佑
ないこ
りうら
悠佑
初兎
りうら
悠佑
にこにこと笑う悠佑は
眠っている間に何かあったとかと思うくらい
生き生きとしていた
if
悠佑
if
そこから始まった愛のこもった説教
図星だと言わんばかりに目を逸らす 彼を見て
なんだか余計不安になった
約1時間半にもわたって続いたその時間
悠佑の仕事状況や、会社の出来事 過去の話をいろいろと聞き
殺気がたったり、涙が零れたりしたのは きっとそれほど悠佑が大好きなんだと 実感する
悠佑
悠佑
if
if
悠佑
悠佑
「ありがとう」
病室に優しく響いたその言葉
それは静かにメンバーの心を濡らした
優しく、暖かく、強い
そんな心の花が咲く
「大好きだよ」
そんな言葉が飛び交う頃には
涙なんて1粒もなく
笑顔の花まで咲いていた
ベットサイドの机に ビリビリに引き裂かれた上司の紙があるのは、また別の話
コメント
86件
すごいです!!😳✨✨(←あまねさんの表現力がもう凄すぎて僕の語彙力が消えました(?)) どんどん惹き込まれちゃいました! 応援してます、これからも頑張ってください!☺️ (時差リプ失礼しましたm(_ _)m)