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おとうさん
それが父の座右の銘だった。
料理人だった父は 小さい頃から僕にそう言って聞かせた
幾度となく言われた言葉だが、 一番古い記憶は、 夜に厨房を覗いたとき 父が弟子に向けて言っていた
おとうさん
弟子はなぜか少し驚いた顔をして、 静かに頷いていた。
しかし、程なくして、 その弟子はいなくなった。 気になった僕は 父に聞いてみることにした
僕
お父さん
お父さん
きんぎょばち。
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