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朝いつもより早く目が覚めた

昨日のことが頭から離れず、 何かしていないとすぐに思い出して考えてしまうということを繰り返していた

学校に来て、勉強をしていても手に付かず全然捗らなかった

そんな一日を過ごし、 午後の授業も終わりいつものように美術室へと向かった

美術室につき、 いつもの席へと荷物を置き座る

ふと、昨日言われたことが頭に浮かんできた

桜木らん

君の血を飲ませてほしい…

桜木らん

すちは大丈夫なんだ…

桜木らん

うん…君がいいんだ

少し、拒否してみてもそう真剣な眼差しで 言ってくる先輩

私は、先輩の勢いと

この人なら大丈夫という安心感から

来ても良いって言っちゃったんだ

いつものならスラスラと絵を描く手も今日は、上手く動かなくて…

ずっと頭の中にあるのはあの先輩のこと…

緑羽すち

うぅ~なんでぇ

私は、机に突っ伏しながら大きなため息をついた

緑羽すち

はぁー

緑羽すち

なんで私なんだろ…

そんなことばかり思う

机に突っ伏したまま目を少し瞑っていると

ガラッ

と、ドアが開いた

緑羽すち

ビクッ

桜木らん

あ、いた

緑羽すち

あ…

ドアを開けて立っていたのは桜木先輩だった

桜木らん

ごめん…入ってもいい?

遠慮がちにそう聞いてきた

緑羽すち

えと…大丈夫ですよ

慌ててそう返したけど…やっぱり男の人は怖い

桜木先輩は、ドアを閉めて私が座っている机の隣まで来て隣の椅子に腰をかけた

桜木らん

ごめんね、昨日の今日で

緑羽すち

あ、いえ

緑羽すち

でも…なんで?

桜木らん

すちにお願いがあって…

緑羽すち

私に?

桜木らん

うん

桜木先輩は、他の人とは違う優しい笑顔で私を怖がらせないようにしているのか、暖かい雰囲気をしていた

桜木らん

俺のパートナーになってほしくて

緑羽すち

え?パート…ナー?

桜木らん

ああ

桜木らん

吸血鬼にパートナーが必要なのは知ってる?

緑羽すち

はい…

桜木らん

俺…まだパートナーいなくて周りから早く作った方が良いって言われてたんだけど今まで俺が血を飲める子がいなくて…

桜木らん

作って来なかったんだ

桜木らん

でも、君が美味しい血の子もいるって教えてくれた

緑羽すち

あの…でも…パートナーって
誰でもいいわけじゃ

桜木らん

あぁ…誰でもいいわけじゃない

桜木らん

お互い同意した上で契約するし、契約やめたくてもすぐにやめれないし、大変なこと多いし、吸血鬼側が飲みたい時に傍にいないと行けないし、

緑羽すち

なんで私なんですか?

桜木らん

昨日言ったけど、俺は君以外の血飲めないしこのままじゃ俺輸血パックを飲んでも意味無いから俺の生命力は急激に落ちる…

桜木らん

俺には…ほんとに君が必要なんだ

桜木らん

これから君のこと知っていきたいし、君に俺の事知って欲しい

緑羽すち

私は、黙って桜木先輩の話を聞いていた

緑羽すち

ねぇ…先輩…

桜木らん

ん?

緑羽すち

私からのお願いも…聞いて…くれます…か?

桜木らん

うん!

緑羽すち

血を飲むときは…私のことを抱きしめてほしいです。
私が寂しいって言ったら、傍にいてほしいです。

緑羽すち

私…男性が…怖くて…急に触られるとびっくりしちゃうので…優しく声をかけてほしいです…
触れる時も一言ほしいです。

桜木らん

ん、わかった

桜木らん

ねぇ…今抱きしめてもいい?

緑羽すち

は…い

桜木先輩は、私が震えているのがわかったのか優しい声でそういい私を自分の膝の上に座るように促してきた

桜木先輩の膝の上に座ると優しく抱き寄せて頭を優しい手つきで撫でてくれた

桜木らん

ねぇ…すち…俺のパートナーになってくれますか?

緑羽すち

…はい…

私は、そう小さく頷き桜木先輩の胸元に顔を埋めた

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