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聞こえる声の先~前世から続く歯車~(5)

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聞こえる声の先~前世から続く歯車~(5)

1 - 聞こえる声の先~前世から続く歯車~(5)

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2020年07月06日

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エリカ

大丈夫?

祐梨安

なんとか。

エリカ

まだ、小学生だもんね。
こんな、難しい話ごめんね。

祐梨安

大丈夫。

エリカ

ユフィカの生まれ変わりだと、私は信じてるわ。だって、あの、パプーが力を解放出来たわけだしね。

祐梨安

そう。

エリカ

信じれないかもだけど、記憶が戻れば、そうなるわきっと。

祐梨安

なら、信じてみようかな。

私は半信半疑だった。 見ず知らずの月の人とか名乗る人のこと、しかも、私にしか存在が分からない人のことをどう、信じればいいのか分からなかった。

ある日の朝

私は、いつも通り、お母さんに起こされた。 休みなのに〜とか思いながら、起きた私は、小さい時から入ってる宗教の月1のお勉強会に弟の昂樹(こうた)と一緒にいやいや、行った。

エリカ

ここは?

祐梨安

私が入ってる宗教の教会ってとこ。

エリカ

キリストとは違うのね。
座敷様式なのね。

祐梨安

そう。
私もよくわからないけど、エリカ、パプー、絶対静かにしててよ。

エリカ

わかったわ。

パプー

うん。

私は、パプーとエリカを静かにさせ、勉強会に参加した。 休憩中も私は、ぼっちでいるのを見かねた、パプーが話かけてきた。

パプー

大丈夫?

祐梨安

なにが?

パプー

いつも、こんなんなの?

祐梨安

まぁね。
私は、嫌われてるから。
1人は慣れてるし。
もし、あれだったら、弟もいとこもいるし。大丈夫よ。

パプー

そう………………

エリカ

……………

エリカも何か、言いたそうにしていた。 1日が終わり、親が迎えにきた。 私はほっとしていた。 やっと帰れる〜って。 ほとんど、何があったのか、喋らない。 私は、そういう人だからだと、くくりつけていたから。

次の日

私は、学校に行き、いつもと変わらない日を送った。 家に帰っても、テレビかゲーム、宿題。 この時期、ドッチボールの試合の練習。 私は、ボールが嫌いだった為、いつも、当てられていた。 ほんとにドッチボールは嫌いだった。

エリカとパプーが来て数ヶ月がたった頃、異変が起きた。

エリカ

!?パプー!!

パプー

うん。感じる。あいつらだ。

エリカ

ここまで、おってきたのね。

パプー

みたいだね。

エリカ

…………。

祐梨安

なに?

エリカ

ごめん。祐梨安。力借りるね。

と、言った、エリカはいきなりキスをしてきた。すると、共鳴っていったらいいのか、力が重なるのを感じた。

エリカ

うん。これなら。

祐梨安

なにするの?

エリカ

まぁ、見てて。

エリカは、知らない言葉を発した。 すると、私の周りとパプーに、結界がはられた。

エリカ

これで、もう少しは、大丈夫ね。

パプー

でも、油断しないでね。
彼らは、エリカの力が目当てなんだから。

エリカ

うん。

2人は、深刻な顔をしていた。 そりゃ、そうだと思う。 狙われているのだから。

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