東京都府中市のとある病院
天音
こんにちは
翔太
お姉さん誰?
天音
う〜んとねぇ、死神さんかな。
翔太
死神さんってあの怖いお化けなの?
天音
違うよ。優しい死神さんだよ。今日はね、
翔太君のためにここに来たの。
翔太君のためにここに来たの。
翔太
僕のため?
天音
そうだよ。翔太君は今何したい?
何でもいいよ。
何でもいいよ。
翔太
今したい事は・・・死にたい
天音
!!
天音
どうして死にたいの?
翔太
だってお母さんが貴方なんか居ない方が
よかったって・・・言ってた・・・から
よかったって・・・言ってた・・・から
天音
そっかぁ。でもお母さんはきっと
翔太君の事いらなかったって思ってないと思うよ
翔太君の事いらなかったって思ってないと思うよ
翔太
どうしてそう思うの?
天音
・・・。私は死神だから何でも分かるんだ。
翔太
えぇ。絶対嘘だよ〜〜
天音
嘘じゃないよ
翔太
お母さん聞いて今日ね死神さんに会ったの
それでね・・・お母さんどうしたの?
それでね・・・お母さんどうしたの?
翔太の母親
何でもないわ。・・・翔太こないだは
翔太の事要らないって言ってごめんね
翔太の事要らないって言ってごめんね
翔太
大丈夫。だってあれお母さん本気で言ってないんでしょ?
翔太
死神さんが教えてくれた
翔太の母親
そうね。翔太どんな死神さんだったの
翔太
可愛くて、優しくて死神って感じ全くしなかった。
翔太の母親
そっか。