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おいっ

春樹!

春樹!!

春樹

………

返事はない

ブツッ  プープープー

切れた……?

何があった?

まさか、怪物が春樹のところに…?

急いでまた電話をする

やっぱり繋がらねぇっ

トゥルルル…トゥルルル…

このは

律くん!

このは!春樹と連絡がつかねぇんだ

このは

うん

このは

光ちゃんも

怪物に見つかったか…?

このは

わからない

このは

……私、探しに行ってくる

はあ!?

お前まで連絡取れなくなったらどうすんだよ!?

このは

大丈夫

このは

慎重に行くから

だからそういう問題じゃ

ブツッ

あークソッ

頑固にも程があんだろ

このは

…………

このは

すごく静かだな…

いや

何か聞こえる

ズズ…ズズ…

このは

何かを引きずるような音…?

その音は、私がいる廊下の方へ近づいてきていた

このは

…怪物…?

このは

それとも…春樹くん…?

ソレは、壁の向こうから、ゆっくりと

顔を出した

このは

っ…!

体長は、3m以上

体には、触角と思われる細いモノが動いている

目も耳もない

ソイツの体は、真っ赤な鮮血で汚れていた

さらに壁から体を出す

そこには

真っ赤に染まった、春樹くんの無惨な姿があった

このは

あ、あああぁぁあ

このは

いや…そんな…嫌だ……

私は、その場にドサッと座り込んだ

化け物が、こちらに振り向く

怪物

………

それと同時に、巨大なその怪物は、猛スピードで向かってきた

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