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優梨
夏が来た。
毎年のように、とても暑い。
優梨
そんなことを考える。
優梨
思い出せない。
優梨
優梨
そう言って私は歩く。
夏の空はとても、とても、 綺麗な青色だった。
優梨
りあ
詩音
優梨
りあ
詩音
りあ
詩音
優梨
詩音
優梨
詩音
詩音
詩音
優梨
詩音
確かにいたはず。 夏が大好きな人。
誰だっけ。思い出せない。
優梨
ぽゆ
りあ
詩音
優梨
え?
優梨
ぽゆ
ぽゆさんと影が重なる。
あの人は。貴方は。 先輩は。
誰ですか?
優梨
ダダダダ
りあ
詩音
思い出せない、けど。
なんとなく、覚えてる。
優梨
先輩
私をここまで 連れてきてくれた。
優梨
覚えてる。
あの、夕陽が出てる夏に
先輩の橙色の瞳は 私を映して
ガシッ
優梨
華絵
優梨
華絵
優梨
華絵
優梨
前を向く。
そこは崖で。
海が広がっていた。
優梨
そうだ。覚えてる。ここで
夕陽が綺麗で
先輩がいて
先輩の瞳は夕陽と同じくらい 輝いていて
先輩は、先輩は
優梨
華絵
優梨
優梨
優梨
優梨
優梨
涙が溢れる
優梨
優梨
先輩は
夏が大好きで
とても、優しくて、
私が大好きな先輩は―
優梨
優梨