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18号side

💜‪

じゃあよろしくね

酔ったまちこをせんせーに預ける すぐさまこの場を離れたい 2人が仲良くしている所なんて見たくないから

💙

18

💙

ほんまありがと

胸が痛い

💜‪

これくらいいいよー

そう言って個室から出る

💜‪

はぁ、

御手洗に行く気などなく壁にもたれ掛かる

💜‪

、、、せんせーとまちこが一緒にいる

きっと距離も近いのだろう せんせーにとってはいい事、私にとっては悪い事 ぐるぐると考えてしまう それと同時にさっきのことを思い出す せんせーはいつもありがとうと言ってくる。今まではそんな頻繁に感謝を伝える人ではなかったのに、毎回のことながら根は優しい人だなと思う

💜‪

私とは大違いだ

私は せんせーにまちこを渡したくなくて、とられたくなくて、まちこの1番は私でありたくて でもまちこには、 いいやせんせーにも幸せになって欲しい 同じ人を好きでも恋敵でも 2人とも大事なメンバーだ

💜‪

私は何がしたいんだろう?

誰もいない空間で独り呟く 勿論優しい言葉は返ってこないしどんなに考えても答えは出てこない

💙

ははっ、まちこそれ水やで笑

明るい声

せんせーの声が聞こえる

💜‪

(せんせー楽しそう)

自分でまちこをせんせーに預けておいて2人が一緒にいるのは見たくないとか、周りの人には到底理解できないだろう

💜‪

あれ?

急に部屋が静かになった

💜‪

みんな寝ちゃったのかな?

そう思い耳を澄ます

💙

俺さ、まちこのこと好きなんよ

💜‪

えっ、、、

自分の耳を疑った "まちこのこと好き"誰に言った? 完全に酔いが覚めた頭で思考する 今あの空間にいるのは、ニキニキ、せんせー、りぃちょそしてまちこ

答えは明白だ だけど頭がそれを拒む

💜‪

(せんせーがまちこのことを好き)

💜‪

(ニキニキはもう知ってる)

💜‪

(メロちゃんは今御手洗にいる)

💜‪

(じゃありいちょ?)

💜‪

(いや、それは無い)

💜‪

(りいちょ今酔いつぶれてるし)

💜‪

(そんなりいちょに言う訳無い)

思考を繰り返す そうしているうちに私の大好きな声が反応した

最悪の言葉を並べながら

💚

わたしもー、せんせーのことすきぃ

💜‪

え...

頭が回らなくなった。なにかに思いっきり殴られたような、目眩がするようなそんな感覚に陥った

今、まちこ、なんて言った?

好き?

誰を?

💜‪

(せんせーを、、、)

💜‪

、、、

💜‪

(そっか)

💜‪

(まちこもせんせーのこと)

💜‪

、、、そう、だよね、笑

💜‪

そうなる、、よね

受け入れられない。ついさっきまで2人ともに幸せになって欲しいと願っていたのに

💜‪

嬉しいことじゃん、、

互いが互いのことを好きだった 2人にとっていいこと 親友としてメンバーとして喜ぶべきだ けれど

💜‪

苦しい、、

喜べない

また部屋が静かになる この場にこれ以上留まりたくなくて 急いで足を動かす。今はできるだけあの場所から離れたい

💜‪

(確か、あそこを曲がって、)

ドンッ

︎🤍

うぉ!?

💜‪

あっ、

ぶつかった拍子に後ろに倒れてしまった 今の私すっごく惨めだなぁ、と頭のどこかで他人事のように考えてしまう

💜‪

ごめんなさい!!

相手の顔も見たくなくてすぐに立ち去る

︎🤍

ちょっと待って

手 聞き覚えのある声 今、顔を合わせたくない人の1人 泣いていることを悟られないように短く言葉を紡ぐ

💜‪

ごめん、メロちゃん

💜‪

離して

悪いけど、それは無理かな

外、行くなら一緒に行こ

1人じゃ危ないし

💜‪

、、、

ほら、行くよ

私の悲しみにあなたの幸せを添えて

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