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めっちゃええやん……まだ後編 見てないけど、今すぐ見る!! この先の展開と説教が気になる 説教ありそう あと普通にトラウマあったり、 若干病んでるニキが尊いです あとセコム二人がナイスすぎて 好き!やばい!みんな大好きじゃん!っていう、大好きな展開に 興奮しておりました ありがとうございます
好きです!もうだいすしです!
アユ
アユ
アユ
あてんしょん 黒愛され トラウマ系(いじめ表現あり) シェアハウス設定 人物の行動、場面全てがジェットコースター
アユ
アユ
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気持ち悪
歌下手
お前なんか
友達じゃない
がばっと飛び起きた俺の頬を嫌な汗が伝う
忘れたと思っていた過去
もう思い出すことは無いと思っていた過去
もうこんなこと言わせないと固く誓った過去
なぜそんな過去を今、そして鮮明すぎる夢として見たのか
その理由はずっとついていたであろうこの液晶にある
歌下手じゃね?w
どこがあにきなんww
どー考えても足引っ張ってるでしょw
そんな言葉が綴られたツイート
エゴサしていくうちに液晶もそして俺の心もこの言葉に飲み込まれていった
きっとあんな夢を見たのはそのせいだ
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そんなこんなしているうちも俺の心はどす黒くなっていく
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いれいすに要る存在なんかな
かっこいい担当は青の彼だったりピンクの彼がいれば足りるだろう
可愛い担当も水色と白の彼らで補える
面白い担当も、ゲーム担当も全員がこなせる
俺の担当として大きく話題に出される歌に関しても赤の彼で事足りるだろう
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自信があった歌でさえ否定され、殴られ、裏切られ
絶対にあいつらを見返してやりたくて必死に歌も何もかも練習した
なのに
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昔と同じまんまや、
心が限界に達したのか視界が歪む
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ちょうど彼らは仕事だったり収録だったりでいない
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後悔が身を襲う前に俺は家をでた
まだまだ人の多い午後6時
どうしたものかと思考を巡らせる
スマホや財布などの生活に必要なものは持っているが家に住むには足りなすぎる
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視界に映ったネオン
彼らには危ないから絶対入っちゃダメだからね!と言われていた歓楽街
あそこに何かあるだろうか、と
1度湧いてでた好奇心を止められず引き寄せられるように歩いた
緑の通知には気づかずに
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元気よく扉を開け叫ぶ
こうすると彼が笑いながらおかえり、と言ってくれるから
でも
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彼、あにきがいない
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靴がないということはお出かけをしているということだろう
仕事で席を外している彼らが騒がしくなる気しかしないので一応連絡を入れる
それからは彼の行き先を考察しながら隣にいる相方とのゲームに没頭した
違和感を覚え始めたのは連絡を入れた1時間ほど後の事だった
いつの間にか帰ってきていた最年少も混ざりゲームで盛り上がっていた時
彼に送ったラインのメッセージに返信はおろか既読という字も表示されていないことに気がついた
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どうしたものかと3人で知恵を絞っていると
ばんっと扉が騒がしく開いた
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帰ってきてしまった
あにきセコムこと、ないふ
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相方の予想通りうるさい
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セコム2人に巻き込まれ僕達5人は夜の街に飛びだした
怪しげな光を放つネオン
夜とは思えないほど賑やかな通り
ここなら安く泊まれるかもしれないという予想はあながち間違いではないのかもしれない
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そんな独り言を零しながらスマホを確認する
すると1時間ほど前の連絡があることに気づいた
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確認できていなかったことに申し訳なさを感じながらも返信をしないことにした
このままではいつまでたっても引きずってしまう
早く忘れたい けど忘れられない
そんな矛盾を抱えながら賑やかな街に歩を進めた
弟どもを連れ出して探しにきたネオン街
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絶対に彼がいると確信しているのでよく目を凝らして観察する
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俺が指さした先にはきょろきょろと街を見回しながら歩いている愛しい彼、悠佑
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てなわけであにきを連れて帰ろうと声をかける
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すると
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またまた弟達を連れてネオンが輝く街へ走り出した
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自身の名を呼ばれた気がして反射的に振り向くとそこに居たのは仕事終わりであろう青の彼
周りにはきっと他もいるだろう
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忘れたい、忘れられたい、そんなことを願っていたはずなのに
嬉しい
そう感じてしまうのは何故だろう
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探してくれているのは嬉しいが今更帰る訳にもいかず俺は逃げるように人の空いている路地へ歩を進めていった
あにきどこいったの!?
あっち行ったんちゃう?
そんな声が聞こえる午後8時
叫ぶように声をあげているのは弟同然のいれいすメンバーたち
今は大好きな彼、悠佑を探している真っ最中である
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その中でもあにきにGPSを付けた張本人である俺たちないふは積極的に声をかける
そして行きついた先は歓楽街の間の細い道、いかにも悪いヤツが蔓延っていそうな場所だった
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珍しく怯えている弟たちを宥める
正直俺達も怖い
でも今はあにきに会いたい、それだけが心の中を支配していた
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大好きで大切な彼が無事であることを願って俺たちは暗闇の中に足を踏み入れた
あいつらから逃げたくて来た細道
その行動に後悔したのは目の前にいる思い出したくもない奴らのせいだ
あの時、俺をいじめていた張本人、俺のトラウマそのものが目の前にいるのだ
きもwww
その言葉を耳にした瞬間、朝の夢を思い出し、だんだん呼吸がしずらくなる
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くるしい
いき、すわなきゃ
どうやって、いき、すうんだっけ
や、ばい
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…き!!
あにき!!!!!!!!
今1番聞きたくて聞きたくなかった大好きな声を聞いて俺は意識を手放した
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俺の視界に映るのは倒れる大好きな彼、そしてそれを笑う奴ら
冷静になれと脳が命令しているのに体は拳を震わせるばかり
頭の中で様々な選択肢を思いついては消しを繰り返していると
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赤と白の頭が動いていた
赤色、りうらは相手を殴り、白色、初兎はあにきを支えていた
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どうやらりうらは無意識だったらしくどうしよう、と顔に焦りが出ている
他のメンバーが頑張っているのにただ見ている訳にもいかず俺を含む残りの3人も相手、そして愛しい彼へと走り出した
アユ
アユ
アユ
アユ