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母 親
あ 、 と口を開けると
食事 が 母により 口の中 に
入ってくる 。
それを 指定の数で 噛み
最終的 に 飲み込む
母 親
と 笑顔で 此方をみる 母親 。
○ ○
母 親
母 親
○ ○
と 手を口に当て 、くすくすと笑う
母 親
母 親
お人形さん♡
そう 、 私は母の人形だ。
母の言うことを聞いてればいい
全て母の言う通りに。
○ ○
目を細め また笑う 。
母 親
○ ○
ああ 、学校についてしまった
正直言って学校は嫌いだ
凡俗共の集い所だからだ
凡俗共は自分のことしか考えない
相手のことなんて考えない
自分が一番だから。
灰 谷 蘭
特にあの人が嫌い。
灰 谷 竜 胆
だからあれの弟のあれも嫌い
教室にまでついてしまった。
灰 谷 蘭
これも私が嫌いならしい。
○ ○
無愛想だから 、だそうだ
愛想を振りまく必要なんてどこにある?
ないだろうに。
○ ○
灰 谷 蘭
ボソッと言ったはずが聞こえてたらしい
○ ○
○ ○
あれ( 蘭 )に言ったけれど面倒なので 言ってないことにする。
モブ太モブ男
モブ美モブ子
○ ○
モブモブ もぶゆ
モブ モブモブモブ
○ ○
モブブブ
私の声は皆の声に消されていく
灰 谷 蘭
私のこと嫌いなはずでしょ ?
なんで取ってくれようとするの
○ ○
灰 谷 蘭
○ ○
灰 谷 蘭
と ふはっと 笑う それ ( 意地でも名前を呼びたくない )
○ ○
と 言葉を吐き捨て その場を去る 。
○ ○
屋上の端に座り 言葉を吐く
○ ○
あんなに混んでるなんて知らなかった
灰 谷 蘭
○ ○
ガチャ、とドアの開く音がしたと思えば
先程のあれ( 灰谷蘭 )が入ってきた
○ ○
少し 身構えながら 言うと
灰 谷 蘭
と サンドイッチを投げつけられた
○ ○
灰 谷 蘭
灰 谷 蘭
と 目を細め 口角を上げ 、
綺麗な歯を見せて 私に 笑いかけた
○ ○
その 顔を みて "いいな"と
自分らしくないことを思ってしまった
○ ○
投げつけられたサンドイッチを 素直に受け取りお礼を言った。