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琳寧

私は…神に成ります!

イザナミ

うむ!それが聞けて何よりじゃ

釈迦

えーなになに?リンネチャン、神様に成るの〜?!

イザナギ

お!決まったんだ!!

イザナミ

ちょっと待てお主ら、今決まったばかりの事じゃ。そう騒ぐな

暁月

琳寧様、ついに新しい道を歩むことを決めたのですね!

暁月

僕も凛音同様、何があろうと琳寧様の味方ですからね!

凛音

お前ならそうゆう決断をすると思ってたぞ

凛音

何かあったら、すぐ言えよ?

琳寧

みんな…!うん!ありがとう!!

イザナミ

ならば、その事を皆にも伝えねばな

琳寧

…?

この場にいる神たちよ!!よく聞け!!!!

釈迦

キタキター!

暁月

コレがまた聞けるとは…!

イザナミ

お主らを今日、ここに呼んだのは久しぶりにお主らと酒を飲みたいと思ったからじゃ!そして、もう一つ理由がある!

イザナギ

さぁ、琳寧ちゃん、胸を張って立ってごらん

琳寧

え?あ、はい

イザナミ

妾とイザナギは、この娘を神に推薦する!!

ザワザワ

イザナミ

勿論、異論がある者もいるであろう。ならば妾の元へ直接異論を申し立てろ!!

スッ(挙手した)

イザナミ

あぁ、ツクヨミか…

イザナミ

なんじゃ?言ってみろ

ツクヨミ

いえ、母上に…イザナミ様にではなく、この娘に話を聞きたく存じます

イザナミ

琳寧、大丈夫か?

琳寧

はい…!

ツクヨミ

コホン…琳寧、と言っていたね

ツクヨミ

君は神に成って、何を“為したい”?

琳寧

何を…為すか…

ツクヨミ

君には申し訳ないが、僕の納得のいく回答でなければ認めることはできない。そして、それが本心じゃないと尚更だ。

暁月

(ツクヨミノミコト…イザナギから生まれた神であるが故、イザナミの子供とも言える…)

暁月

(夜の世界を司る神であり、性格は穏やか。しかし、中途半端をよく嫌う神でもある)

暁月

(琳寧様はルイ様の生まれ変わりだし、ルイ様は結局、神側の裏切り者とも言える立場だったから…知ったらキレるだろうな。それに、ツクヨミは所謂…)

マザコン!!!

凛音

(あ?そうなのか?)

暁月

(だからこそ、琳寧様がツクヨミ殿を納得させるのはかなり難しいのだ)

琳寧

私は…

ツクヨミ

琳寧

私の手の届く範囲では、全員が笑顔のままでいられるよう、手助けできる神様になりたい!…です

ツクヨミ

なるほど?

ツクヨミ

つまり君は、世界を見捨て、身内のみを大切にするという事を言いたいのkー

琳寧

いいえ。違います

イザナミ

お?

釈迦

(…へぇ)

ツクヨミ

(雰囲気が変わったな)

琳寧

世界を見捨てる?そんな事、できるものか

琳寧

私が言いたいのは、「この世界全部を私の守る対象にする」って事です

琳寧

それが人間だろうが、神だろうが、悪魔だろうが、鉱石だろうが、なんでも…。

琳寧

そのためには力が必要なんて事は分かりきっています。だから、それをどうにかするために鍛錬を積むのでしょう?

琳寧

だからつまり、私はー

“救い主”になります!!

ザワザワ…

イザナギ

おぉ、言い切ったね!

釈迦

リンネチャン、「救い主」の意味分かってるのかな…

凛音

お前…めっちゃ大口叩いたけど、大丈夫なのか?

琳寧

大口?いや、だってほら、私前から言ってたじゃん。「救い主になる」って。

凛音

いやまぁそうだけど…

ツクヨミ

クスッ

ツクヨミ

琳寧ちゃん、大きくなったね

…ん?

琳寧

あれ、私のこと知ってましたか?

ツクヨミ

知ってるも何も、君は人間界にいる時に毎日夜空に向かって祈ってたでしょ?

琳寧

そうですけど…

ツクヨミ

おや?まだ気付かない?

ツクヨミ

ほら、僕は何の神様だっけ?

琳寧

えっと…夜の神様…あ!

ツクヨミ

そう。僕はずっと前から君を知っていたんだよ。君の話もずっと聞いていた。

ツクヨミ

この天界に来るきっかけともなった祈り、あったでしょ?あれは僕が君の話を聞いて、父上を呼んだんだよ

ツクヨミ

そしたら丁度君が「どうしたらいい?」なんて聞くから、父上がつい話しかけちゃったんだよ

ツクヨミ

それよりも前から見ていた身としては…

ヨシヨシ(頭を撫でた)

ツクヨミ

よく頑張ったね

琳寧

…!

凛音

あ?あの野郎…!!

暁月

ちょっと待て、空気読めよ…

ツクヨミ

父上、母上、僕はこの娘…琳寧ちゃんを神として認めます

イザナミ

うむ!感謝するぞ!

イザナミ

他に意見がある者はいるか?

シーン…

イザナギ

だったら決定だね

イザナミ

そうじゃな!ならば…そうじゃな。明日にでも引き継ぎをしようか

イザナミ

ということじゃ!妾たちは明日に天界を去る!話したいことがあれば今のうちじゃ!!

イザナギ

琳寧ちゃん、お疲れ様!

琳寧

あ、お疲れ様です

イザナギ

一応これで琳寧ちゃんの出番は終わりかな

イザナギ

さっきも言った通り、明日に引き継ぎをするからね!それと、これ結構疲れるんだよね〜

イザナギ

もう遅いし、琳寧ちゃんは先に寝てていいよ!

琳寧

え、でmー

凛音

あー、俺もちょっと疲れてきたな〜。イザナギもこう言ってる事だし、俺らも休もうぜ

琳寧

うーん…まぁ、凛音がそう言うなら…

凛音

よーし!あ、イザナギ、風呂入ってもいいか?

イザナギ

うん、自由に使って〜

凛音

サンキュー

琳寧

おやすみなさい!

イザナギ

うん、おやすみ!

兄上!!

ツクヨミ

ん?どうしたんだ?スサノオ

スサノオ

何故兄上はあの娘を認めたのですか!?

ツクヨミ

あぁ、その話か

ツクヨミ

スサノオ、お前は父上と母上をどう思っている?

スサノオ

どうって…そりゃ、尊敬するお二方ですけど…

ツクヨミ

だったらお前は…

お二方の意見を否定する気か?

ビクッ

スサノオ

そ、それは…

ツクヨミ

お前が両親が大好きな事は知ってるよ。琳寧ちゃんを嫌っているのもそれが理由だろ?

ツクヨミ

でもな、琳寧ちゃんを推薦すると決めたのは両親自身だ

ツクヨミ

それをお前如きがとやかく言えると思うなよ

アマテラス

まぁまぁ、弟をそのように虐めるでない

ツクヨミ

おや、姉上まで

アマテラス

見ろ。スサノオ程の大男が半泣きではないか

ツクヨミ

あれ、本当だ。言いすぎたかな

スサノオ

いえ…兄上の言っている事は理に適っております

アマテラス

おやおや…それは兎も角、あの娘を認めておらぬのは妾もじゃ。お主に反論しようと思うてな

ツクヨミ

はぁ…反論だなんてしょーもない事を…

ツクヨミ

ま、気分が上がると口が悪くなるのが僕の悪い癖なのでこれ以上は何も言いませんが…

ツクヨミ

琳寧ちゃんに関しては、見ていれば分かりますよ。あの子はきっといい神になる。

ツクヨミ

それでも認められないのであれば、決闘でも何でも申し込めばいいじゃないですか

ツクヨミ

あと噂ですが、母上に勝ち、黄泉の国から連れ戻したのは琳寧ちゃんだそうですよ

ツクヨミ

それでは、僕は失礼しますね

アマテラス

あやつ…あの娘を大層気に入っておるな…

スサノオ

決闘か…姉上、俺が決闘を申し込んだらどうなるんでしょうね

アマテラス

気になるのであればやってみると良い。手配はするぞ?

翌日

イザナミ

さて琳寧よ。そろそろ始めるが…覚悟はいいか?

琳寧

はい!お願いします!!

イザナギ

いい返事だね!

イザナミ

では…

イザナミ

“創造神、伊邪那美命!”

イザナギ

“創造神、伊邪那岐!”

“我ら二柱の神座をもって、琳寧を神として推薦する!!”

パァァァ

琳寧

わぁ…綺麗…!

暁月

イザナギ殿達から出る光が、琳寧様に入っていく…これが神の引き継ぎか…!

凛音

   

イザナギ

…ふぅ、一旦これで大方済んだかな

イザナミ

あとは仕上げじゃな

イザナギ

そうだね!それじゃ琳寧ちゃん、ここに正座してもらっていいかな?

琳寧

分かりました!

スッ(イザナミが何かを持ち出した)

琳寧

えっと…それは?

イザナミ

これは見ての通り、イヤリングじゃよ

琳寧

何故それが必要なんですか?

イザナギ

いやまぁ、イヤリングだからって深い理由は特にないんだけどね…

イザナギ

さっき、琳寧ちゃん自身に直接、神座を送ったでしょ?

イザナギ

それともう一つ、推薦する神の所有物をそのまま引き継ぐ必要があるんだよ

イザナミ

じゃから、妾たちが普段からつけておるこのイヤリングを、一つずつお主に贈る

イザナミ

これを身につければ、引き継ぎが完了する

凛音

そうなのか。それは初耳だな

イザナギ

いや普通はこの情報が出回る事は無いはずだからね

凛音

それもそうか

イザナミ

さて、気を取り直して…琳寧よ。付けてみろ

琳寧

はい…!!

スチャッ⭐︎

琳寧

すごい…!力が流れ込んでくる気がする!

イザナギ

逆に私たちは力が抜けてくよ…

イザナミ

引き継ぎが成功した証拠じゃな!

イザナミ

これで琳寧、お主は正式に神と成った。気分はどうじゃ?

琳寧

気分はー

バチッ

琳寧

うっ!

なに、この景色…

叶獲

みー、アレを出して

ミー?

はーい!

シャキンッ(手から禍々しい刀を出した)

叶獲??!!!

叶獲

ほら、これで君の復讐ができるよ

???

…これで…アイツらを…!

…?誰だろう、この人…黒い仮面をつけてる…?

復讐ってどうゆう事?アイツらって誰のこと…?

バチッ

ここは…お墓の前?

???

君が死んだのは俺のせいだ…俺が…君を殺したんだ…

???

全部俺が悪いんだ。本当にすまない…!

顔がよく見えないけど、泣いてるのかな?

???

こんな思いをするぐらいなら…いっそ…

???

俺は俺1人で生きていくよ

後悔の念を強く抱いている人…ってことなのかな?

バチッ

ピッ、ピッ、ピッ、ピッ…

ここは…病院?

白髪の女

………

???

カノンちゃん…

カノンって名前のこの女の子が患者か。昏睡状態なのかな?

バチッ

琳寧!!

琳寧

!!

琳寧

あれ、戻ってきた…

凛音

…ったく、急にぶっ倒れたから本気で焦ったよ…

イザナミ

琳寧よ。どこか具合でも悪いか?

琳寧

あ、いえ!大丈夫です!

琳寧

(さっきのは一体…)

イザナギ

まぁまぁ、気を取り直しまして…

イザナギ

琳寧ちゃん、君はついに正式に神になって、私たちは何の力も持たない、ただの人間ってことになった

イザナミ

ということで、妾たちはもう此処にはおれぬ、ということじゃ

イザナギ

琳寧ちゃんのお世話は今まで通り、四聖獣のみんながやってくれると思うよ!

琳寧

って事は…この屋敷は…

イザナギ

うん!全部君の物だよ

イザナギ

これで琳寧ちゃん、自分の居場所はできたかな?

琳寧

私は十分過ぎるほどなんですが…お二人はこれからどうするんですか?

イザナミ

うーむ、どうしようかのぉ…

イザナミ

取り敢えず人間界に行って…のんびり農業でもしようかの?

イザナギ

そうだね。私はイザナミと一緒にいれたらいいだけだからね

暁月

イザナミ殿

イザナミ

ん?

暁月

イザナミ殿には、ルイ様の頃からお世話になりましたね

暁月

本当に、今までありがとうございました

イザナミ

妾も楽しいひと時を味わえた。礼を言うぞ

イザナミ

今度こそ、琳寧を守りきってみせろよ?

暁月

はい!!

イザナミ

うむ!いい返事じゃ!!

凛音

あ、そういえば、神の琳寧の名前ってどうするんだ?

イザナギ

あ、そうだった!

イザナギ

琳寧ちゃん、君はこれから…

イザナ

イザナギ

私とイザナミの共通名だし、恐らく君はこれから多くのモノを導く立場になると思う。

イザナギ

君が導くその全てのモノを、“幸せ”へと誘えますように…って意味で付けたんだけど、どうかな?

琳寧

すごくいいです!!!

琳寧

その名に恥じぬよう、これから精一杯頑張ります!!

イザナミ

うむ。まぁ、長居しても別れが惜しくなるだけじゃ。そろそろ行こうかの?

パリーン(イザナミが持っていた道具で、“門が出てきた)

イザナギ

何かあったら、人間界においで!

イザナミ

あ、そうじゃった…凛音よ。

凛音

え?俺?

イザナミ

“過保護も程々にしてね”

凛音

…あぁ。なるほどね

琳寧

え?なんのこtー

凛音

琳寧、じゃなかった。イザナは知らなくていーの

琳寧

…?

イザナミ

それでは、また会う日まで!

シュンッ

琳寧

行っちゃった…

凛音

…ま、何はともあれ、これから頑張ろうな!カミサマ!

琳寧

うん!!

琳寧の物語は始まったばかり。これからどうなる!?

イザナミ

おっと…

イザナギ

わぁ、村…だね

イザナミ

ま、農業には丁度良い場所ではないか

イザナギ

そうだね!

イザナギ

でも、まず何から始めようか…

???

あれ、もしかして…イザナミさんとイザナギさん?

イザナギ

!!!

イザナミ

お主は…!!

続く

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