ユウ
っていう事が…!
クロウリー
ほほう?
炭鉱に住み着いた謎のモンスター。
それを5人で協力して倒し、魔法石を手に入れて学園に戻ってきたと?
炭鉱に住み着いた謎のモンスター。
それを5人で協力して倒し、魔法石を手に入れて学園に戻ってきたと?
エース
や、協力したっつーか……
デュース
たまたま目的が一致したというか……
クロウリー
お…おお……おおお……………!!! お~~~~~~~ん!!
ユウ
えぇぇ、急に大の大人が泣き出したぁ…
クロウリー
この私が学園長を務めて早ン十年…
ナイトレイブンカレッジ生同士が手と手を取り合って敵に立ち向かい打ち勝つ日がくるなんて!
ナイトレイブンカレッジ生同士が手と手を取り合って敵に立ち向かい打ち勝つ日がくるなんて!
デュース
んなっ!? 僕はこいつと手なんか繋いでいません!
エース
オレだってヤだよ気持ちわりーな! つーか学園長、歳いくつ!?
クロウリー
私は今、猛烈に感動しています。今回の件で確信しました。
ユウくん。貴方には間違いなく猛獣使い的才能がある!
ユウくん。貴方には間違いなく猛獣使い的才能がある!
ユウ
いや。あるのは多分ライトの方です。
クロウリー
ライトですか?
ユウ
はい。
クロウリー
まああの人であれど
ナイトレイブンカレッジの生徒たちはみな闇の鏡に選ばれた優秀な魔法士の卵です。
しかし、優秀がゆえにプライドが高く、我も強く他者と協力しようという考えを微塵も持たない
個人主義かつ自己中心的な者が多い。
ナイトレイブンカレッジの生徒たちはみな闇の鏡に選ばれた優秀な魔法士の卵です。
しかし、優秀がゆえにプライドが高く、我も強く他者と協力しようという考えを微塵も持たない
個人主義かつ自己中心的な者が多い。
クロウリー
貴方は魔法が使えない。
ですが、おそらく使えないからこそ、魔法を使える者同士をこうして協力させることが出来た。きっと貴方のような平々凡々な普通の人間こそがこの学園には必要だったのです‼︎
ですが、おそらく使えないからこそ、魔法を使える者同士をこうして協力させることが出来た。きっと貴方のような平々凡々な普通の人間こそがこの学園には必要だったのです‼︎
ユウ
ええ、いい事全然言ってない…!
クロウリー
ユウくん。
貴方は間違いなくこの学園の未来に必要な人材となるでしょう。
私の教育者のカンがそう言っています。
トラッポラくん。スペードくん。2人の退学を免除するとともに────
ユウくん。
貴方にナイトレイブンカレッジの生徒として学園に通う資格を与えます!
貴方は間違いなくこの学園の未来に必要な人材となるでしょう。
私の教育者のカンがそう言っています。
トラッポラくん。スペードくん。2人の退学を免除するとともに────
ユウくん。
貴方にナイトレイブンカレッジの生徒として学園に通う資格を与えます!
ユウ
魔法が使えないのに!?
クロウリー
えぇ。ライトに護衛をしてもらえば
全く危険もないでしょうし。
全く危険もないでしょうし。
クロウリー
あの人強いですし。
エース
あっ、そうそうライトといえば、
クロウリー
なんです?
ユウ
ライトさん、グリムと一緒に
道端の黒い石食べちゃったんです。
道端の黒い石食べちゃったんです。
クロウリー
黒い…石?
ユウ
はい。
デュース
そうだな。
化け物?を倒した後に、
グリムが黒い石を拾って食べて、
それをライトがグリムに食わされてたんです。
化け物?を倒した後に、
グリムが黒い石を拾って食べて、
それをライトがグリムに食わされてたんです。
クロウリー
ほう…
エース
後、なんかのアラーム?が鳴った後、
ライトが突然敬語で冷たくなったんスよ〜
なんなんすかあいつ。
ライトが突然敬語で冷たくなったんスよ〜
なんなんすかあいつ。
クロウリー
嗚呼、エース君、それはあの人が二重人格者でもあるから
だと思います。
だと思います。
ユウ
え!
クロウリー
ちなみに八人です。
デュース
八重人格じゃないか!
クロウリー
だから全ての寮の素質があったんですよ。
エース
えぇすげぇ…!
デュース
そういえば、何故学園長はライトの事をよく知ってるんですか?
クロウリー
私が5年くらい前に招待した人d…むグッ⁉︎
ライト
言うなっつてんだろ馬鴉学園長。
いや、クロウリー君?
いや、クロウリー君?
ユウ
うわっ!
ライト
過去の事話されないで良かった…!
ユウ
教えてくれないんですか?
ライト
ごめんねぇ🙏
ライト
じゃねっ!
エース
えぇ?あいつのままだ。
デュース
本当に二重人格者なのか…
グリム
なんなんだぞ…!