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あったかいろ
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n k
赤い飛沫が
布団へ
カーペットへと
紅く
染まっていく
n k
彼を中心に
広がっていた
そっと体に触れると まだほんの少し温かかった
生きていたんだ…b r は
確かにここにいたはずなんだ
b r を抱えた n k が 部屋に入ってくる
一瞬で何が起こったのか察した
この部屋にくるということは 誰かが死んだということ
k n は外出した
殺すのは不可能
s h k
s h k
解体するのが俺の仕事…。
仲間を
b r を
この手で…?
ばらばらにする…?
できない…
k r
悪い幻が見える
現実なんかじゃない
ずっと
俺らと生きてる
死んだりしないよ
今も
これからだって
変わるはずがない
n k
この屋敷に来た最初から 俺らの心は蝕まれていた
自分のことで精一杯で
周りのことにも余裕が持てなくなって…
自殺の予兆も 最近から感じていたことじゃなかったのに
俺はなにもしてあげられなかった
ねぇ
k n
なんで悲惨な光景を見せるの
もう死ぬ人を見たくないよ…
あぁ…
…俺が、全部
n k
大丈夫
みんな…大丈夫だよ
これ以上誰も
仲間 は 死なせはしない
s h k は死体を眺め
声を上げて泣いていた
s m
仕事が進んでいなかったから
なにかできることがあると思っての 提案だった
s h k
s h k
s h k
感情がない
おかしいことなのか?
s h k みたいに泣けばいい?
s m
s m
s h k
考えると
頭の中がこんがらがる
絡まった糸のように
ぐちゃぐちゃになって
大きな疑問の塊ができるだけだった
n k
n k
n k
s h k
s m を庇う n k に目をやる
笑顔だった
優しさを感じられない
k n に似た狂ったような
そんな…笑顔
生きがいだった仲間が
次々と 崩壊していく
裏切られた気分だった
水色は
復讐へ導かれ
計画的に
慎重に
いつものように過ごす
黄色は
見て見ぬふりをして
幻か
現実逃避か
出口のない迷路の中で
心を塞いだ
大切だった仲間は
もういない
視界に映るのは
狂った人間という
化け物だけ
微かにあった希望が
b r と共に 消えた。