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2か月前
どうやらいじめっ子たちは折れない私が嫌になったらしい。
ついに
『及川様と別れないなら及川様を殺す』
と言い始めた。
私だって馬鹿じゃないからさ
あんなに徹を慕ってる子たちが
徹を殺すわけないとは思ったよ、、、w
でもさ、しょうがないじゃん、、、?
徹のこと好きなんだもん。
一つの可能性でもつぶしたかった。
そんな私に、、、いじめっ子ちゃん優しいよね、、、w
『2か月』も猶予をくれたんだもん。
だから私は2か月後に 自殺することをきめた。
それまでの間、たくさん思い出をつくった。
たくさんおしゃべりした。
たくさんデートにいった。
たくさん「好き」を伝えた。
そして、前日 最後にお守りをもらった。
どこにでも売ってるようなペンギンのキーホルダー。
だけど私にとっては大切なお守りだったんだ。
自殺決行の日
いつも通り教室に行く振りをして、
今日は屋上へ向かった。
最後に柵に腰かけて青空を眺めていた。
でも、ボーっとしていたら
及川 徹
.
.
お昼休みになってたみたい、、、w
及川 徹
チャイム、聞こえなかったけど、、、
あっ!
.
及川 徹
.
誰にも見られずに死ぬ予定だった。
及川 徹
及川 徹
.
及川 徹
.
ちょっと情が出ちゃったじゃんw
及川 徹
あらばれちゃったかなw?
.
最後に本当の思いを伝えたかったけど
君に幸せになってほしいから
この言葉を届けるよ。
.
嘘だよ徹。そんな顔しないで?
新しい人を見つけて幸せになって?
大好きだよ。徹。
ペンギンのキーホルダーをもう一度強く握ると同時に
体がつぶれた音がした。