はい!今回は友のリクエストで 野原ひろしとさやかっていう子の 学園物語です! めっちゃ長いので 投稿頻度が落ちるかも…
さやか視点です🙏
春。 冷たい空気が少しだけゆるんで、桜が花びらをゆっくり落としていた。 校門の周りは新しい制服の子たちでいっぱい。 まだみんな緊張していて小声で話したり、写真を撮ったりしている。
そんな中--
その雰囲気をぶち壊すほど元気な声が響く。
〇〇さやか
さやかだ。 黒縁メガネが光って、細い体なのに動きだけはキレキレ。 友達が慌ててスマホを構える。
友達A(仮名)
〇〇さやか
さやかは笑って、友達の前で後ろに 伸ばすポーズをとった。 その瞬間--
野原ひろし(中学生)
低めで、ちょっとダルそうなのに妙に耳に残る声がした。
野原ひろし(中学生)
聞いた瞬間、さやかの心臓が止まり かけた。
〇〇さやか
ゆっくり振り返ると、 そこに立っていたのは
髪は無造作で、 ネクタイは少し歪んでて、 立ってるだけでなんかこいつ強いって感じがある男子。
だけど目はちょっと眠そうで、 声は疲れてるようなのに どこか優しくて、 とにかく存在感が濃い。
さやかは思わずメガネを クイッと上げた。
〇〇さやか
ひろしは鼻を軽くこすりながら、 さやかの動きを観察する。
野原ひろし(中学生)
〇〇さやか
野原ひろし(中学生)
正面を見ると、確かに周りの新入生がチラチラこっちを見ていた。
〇〇さやか
--なんでこの人の前だと恥ずかしいよりドキドキの方が勝つんだろう。
〇〇さやか
野原ひろし(中学生)
この嫌いじゃねぇけどが刺さる。 胸の奥がじんわり熱くなる。
ひろしはさやかのメガネを指さした。
野原ひろし(中学生)
〇〇さやか
野原ひろし(中学生)
〇〇さやか
さやかは思わず顔をそむけた。 するとひろしがちょっとだけ笑う。
野原ひろし(中学生)
〇〇さやか
野原ひろし(中学生)
指摘されてさらに真っ赤になる。
友達は後ろで
友達A(仮名)
という顔で見ていた。
すると突然、風が強く吹いて、 桜がわーっと舞い上がる。
ひろしが少しだけ目を細めて言った。
野原ひろし(中学生)
〇〇さやか
胸が爆発しそうで、 さやかはその場から逃げるように 走った。
野原ひろし(中学生)
〇〇さやか
後ろからひろしの声が 追いかけてくる。
野原ひろし(中学生)
ひろしは笑いながら 桜の下に立っていた。
野原ひろし(中学生)
ひろし自身も、なぜかずっとさやかのことが気になっていた。
-- こうして、 桜の花びらが舞った日に出会った二人の物語が始まる。
コメント
4件
そやで!勝手に作ってごめんねm(._.)m
{・_・}
アーン絶対に私のことやん、、、きもすぎて泣きそう