椛乃 初音
え、?
蛍さんが、よく分からない黒い球体に閉じ込められた?
冴木 遥
蛍!
椛乃 初音
蛍、さん?
多分、怖いと思った
なんの恐怖なんだろうか
椛乃 初音
(自分が死んでしまう事?蛍さんがもし暴走してしまったら?)
違う、そんなんじゃ、ない
椛乃 初音
(仲間を失う恐怖だ)
怖い、ただ、ひたすらに怖かった
冴木 遥
っ!
ここは、元の…?
冴木 遥
っ!蛍は!
サーヴァ
…過去をしれたのですね
冴木 遥
…お前か
サーヴァ
…お前とは失礼な…まぁいいです
サーヴァ
単刀直入に言います。蛍と言う輩が暴走しているらしいですよ
冴木 遥
…は?
ほたるが、暴走?
サーヴァ
実に愉快ですねぇ
冴木 遥
おい
冴木 遥
てめぇが蛍になにかしたのか
サーヴァ
いえ、私の弟が秘密をバラしてしまったようですね
サーヴァ
その事による恐怖に飲まれたんでは無いですか?
サーヴァ
なんせ10数年隠していたことをバラされたのですから
…そうか、そうだよな
秘密がバレたら、そうなるよな
冴木 遥
俺らの、せいか……
サーヴァ
はぁ……
サーヴァ
蛍という輩は凛が気に入っているようですし特別に言いますが
サーヴァ
早くその人の暴走止めた方がいいのでは
サーヴァ
過去より今でしょう
冴木 遥
っ!
冴木 遥
過去より今、ね
昔、蛍もそんなこと言ってたな
冴木 遥
お前は嫌いだが今の言葉には感謝するよ
サーヴァ
感謝など気持ち悪い
サーヴァ
私は凛のために言ったまでですから
冴木 遥
そうかよ
サーヴァ
はい
冴木 遥
2人はまだ目覚めてねぇ、絶対護ってくれ
サーヴァ
はぁ?なんでそんなことを………
サーヴァ
…まぁいいでしょう、神獣の気配などもう感じ取りたくないですしね
冴木 遥
あぁ
サーヴァ
それに……
冴木 遥
それに?
サーヴァ
いえ、なんでもありません。さっさと行ってください。
サーヴァ
…今のあなたは”奴”の匂いが強いですし
どうもこんにちわ ゆーです
今回は短くなってしまい申し訳ありません…… 今回は前回の初音ちゃん目線と、駆けつける前の遥ちゃん目線回でしたね 個人的に遥ちゃんと蛍くんの絡みが好きなので、これから見れなくなるのはしんどい… 次は多分番外編となります! もう少しで1章も終わりますね…… 2章はサムネ変える予定(予定)なので、少し止まってしまうかもです… では!ばいちゃ!