〇〇(あなた)
皆さん、こんにちわ。
〇〇(あなた)
突然ですが、私には父がいます。
〇〇(あなた)
それも、アイドルの。
〇〇(あなた)
父は、絶対的人気を誇るEden。
〇〇(あなた)
に、所属している巴日和です。
〇〇(あなた)
テレビの前では、キリッとしている父。
〇〇(あなた)
そんな父にも、意外な一面があるんです。
父は昔から、 私によくこう言い聞かせてたらしい。
日和
いい!?〇〇ちゃん!!
日和
好きな人が出来たら、僕に必ず!!必ず!!報告すること!!
日和
わかったねっ!?
そう、まさしくこれだ。
〇〇(あなた)
好きな人、かぁ。
〇〇(あなた)
いつ現れるんだろ。
そう思いながら、 生きてきた18年間。
まっっったく、そういった事もなく。
ましてや、好きな人さえ出来ず玲明学園を卒業手前。
〇〇(あなた)
…はぁ、私が男性とお付き合いするのはいつになるやら。
そう考えながら、 私はジュンさんがいる、 一階へと降りていった。
はあぁぁぁ…( ´△`)
ジュン
…どうしたんですか?そんな顔をして、ため息もついて。
ジュン
〇〇っぽくないっすけど。
〇〇(あなた)
うぅ…ジュンさぁん…
ジュン
とりあえず、お茶でも飲みます?これ、おひいさんが〇〇に飲ませたいって言ってたやつですし。
〇〇(あなた)
ありがとうございますぅ…
<お茶を淹れる>
ジュン
…んで、どうしたんですか?
〇〇(あなた)
恋人が出来ない理由を探してて…
〇〇(あなた)
ほらっ、私って一応は父さんの血があるじゃないですか?
〇〇(あなた)
だから、顔はいいと思うんですけど…
ジュン
まあ、確かに綺麗な顔してますもんねえ。
〇〇(あなた)
ですよね!?なのに、男性がだーれも寄って来ないんですよ…
ジュン
高嶺の花、だからじゃないすかぁ?
〇〇(あなた)
そんなことないのに…
ジュン
まっ、あんまり気にしすぎたらおひいさんにそれこそバレちまいますよぉ。
〇〇(あなた)
…はーい。
??
ジュン、〇〇ちゃん。
??
ここにいたんだ。
ジュン
ナギ先輩、すみません。〇〇に相談を聞いてほしいって言われまして…。
凪砂
ううん、私は全然良いんだけど…日和くんと茨がすっごく怒っていたから早く行ってあげてほしい。
ジュン
げっ、マジっすか。態々ありがとうございます、ナギ先輩。
タッタッタッー
凪砂
〇〇ちゃんの相談、私が聞かせてもらうことって出来るかな?
〇〇(あなた)
えっ、むしろ良いんですか!?
凪砂
うん、全然いいよ。
〇〇(あなた)
ありがとうございますぅぅぅ…神様仏様凪砂様…
<少女、相談中>
〇〇(あなた)
…ということなんです。
凪砂
なるほど…〇〇ちゃんは、恋人が出来ないのを悩んでいるんだね?
〇〇(あなた)
はい…
凪砂
…でも、そんなに気にしなくても良いんじゃないかな?
〇〇(あなた)
どうしてですか…?
凪砂
きっと、男性が寄ってこない本当の理由は…
凪砂
日和くん、にあると思うから。
〇〇(あなた)
父さんに?
バン!!
〇〇(あなた)
わっ!?
凪砂
あっ、日和くん。
日和
こんにちわ!!凪砂くん!!
日和
〇〇、さっきジュンくんと一緒にいたって聞いたけど、何もされてないよね!?
〇〇(あなた)
さ、されてない!!相談事を聞いてもらってただけ!!
日和
相談事!?それは、お父さんである僕に言うべきだね!!
〇〇(あなた)
ぜっっったいに言わないから!!
これは、 私、ジュンさん、凪砂さんしか、 知らない悩み事なんだから!
〇〇(あなた)
父さんには、意地でも言うもんか!(ボソッ)
日和
何か言った!?
〇〇(あなた)
…逃げるが勝ちだー!!
日和
あっ、こら!!ちょっと!!
🏃♀️三三三
日和
待つんだね!!〇〇!!
私、巴日和の娘ですが… 父はやっぱり、明るいです。






