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君に染まるまで

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君に染まるまで

22 - 22話

♥

1,152

2025年12月05日

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jpapa

今のゆあんくんと
話したくない

yuan

(は?なにそれ)

yuan

じゃあ勝手にしなよ

jpapa

っ……!

俺もじゃぱぱの態度に ムカついてしまってそう言うと 傷ついたような顔をして出ていった。

yuan

はぁ……

リビングに戻ってソファに腰掛ける。

さっきのじゃぱぱの悲しそうな表情を 思い出すと少し落ち着いて 先程よりは冷静になってきた。

スマホを取りだしてじゃぱぱに電話をかける。

何度もコールがなっても応答はない。

yuan

💬「明日でもいいから
じゃぱぱの気持ちが
落ち着いたらちゃんと
話そう?」

そうメッセージを送るが 直ぐに返事が来ないので 一旦ソファに横になって目を閉じた。

いつの間にか寝ていたようで 目が覚めると1時間ほど経っていた。

スマホをみたらじゃぱぱからの着信がある。

jpapa

💬「ゆあんくん意地悪
なこと言うからやだ」

yuan

(いや、子供みたいな
こと言うじゃん…)

付き合ってから分かったこと。

じゃぱぱは頑固だしたまにわがままになるし 意外と子供っぽいとこがある。

いつもはしっかり者の彼に違った 1面があることにキュンキュンするのに こういう時は頭を抱えてしまう。

まぁ、そんなギャップも可愛いんだけどさ。

GPSアプリを開いて じゃぱぱの場所を確認する。

yuan

……あれ

もう8時になるというのに じゃぱぱは家にいない。

何も持たずに急いで 靴を履き玄関を飛び出した。

yuan

公園……?

位置情報の場所を見て 家からそんなに遠くない公園へ走る。

公園に入ると滑り台の近くでしゃがみ込んで いるじゃぱぱの後ろ姿を見つけた。

yuan

じゃぱぱ!

jpapa

わっ!

jpapa

……え、ゆあんくん?

大声で叫ぶとキョトンとした顔で こっちを振り向く。

yuan

こんな時間まで、家に
帰らないで何してるの

jpapa

……猫がいたの

yuan

え?

じゃぱぱの足元を見ると小さい黒猫がいた。

じゃぱぱは背中を撫でていて 大分懐かれているように見える。

yuan

猫好きなの?

jpapa

普通だけど
1人だったから
放っておけなくて

普通と言ったけれどじゃぱぱの目を見れば 本当は猫が好きなんだなと思った。

yuan

……もう暗いよ
帰ろう

jpapa

……ん、

じゃぱぱの手を握って既に暗くなった道を また家まで歩き出した。

yuan

こんな時間に1人で
あんなとこ行かないで

yuan

危ない

jpapa

っ……危なくないし

jpapa

馬鹿にしないで

yuan

馬鹿にしてるんじゃ
なくて心配してるの

yuan

危ないでしょ
じゃぱぱ力弱いし

jpapa

……ほら、馬鹿に
してるじゃん

さっき喧嘩した時の感情を引きずって またゆあんくんに悪態をついてしまった。

言い返す俺にゆあんくんは溜息をついた。

yuan

はぁ…ごめん
言い方が悪かった

yuan

じゃぱぱになんか
あったら嫌なだけ

ゆあんくんは俺の隣に腰掛けると 髪をサラッと撫でてくれた。

yuan

さっき、意地悪
言ってごめん

yuan

あいつに嫉妬して
じゃぱぱに当たっちゃった

もう意地悪なゆあんくんはいなくなって いつも通りの優しいゆあんくんに戻ってた。

jpapa

…俺がゆあんくんのこと
好きじゃないって
言われてるみたいで
それが嫌だった

yuan

うん

yuan

じゃぱぱが俺の事好きなの
ちゃんとわかってるよ

優しいゆあんくんに自分が嫌だったことが スラスラと言葉に出てくる。

ちゃんと伝えたらゆあんくんも伝えてくれた。

jpapa

ゆあんくんと
喧嘩するの、やだ

jpapa

一緒に帰らないのも
喋らない日があるのも
寂しい

yuan

うん、俺も同じだよ

yuan

じゃぱぱ大好きだよ

jpapa

俺も、大好き

yuan

…たまにでいいから
じゃぱぱからキス
してくれたら嬉しいな

jpapa

……うん

yuan

ありがと

jpapa

ん……

yuan

っ……!

俺がゆあんくんの首に手を回して 引き寄せてキスをすると 彼は少し頬を赤らめて息を詰まらせた。

jpapa

俺、も…あんまり
恥ずかしいことは
できないけど

jpapa

キスとか
手繋ぐくらいは
自分からするね

yuan

はぁ……ほんとに……

後頭部を抑えられてゆあんくんの方に 引き寄せられたと思えば 口内を舌で熱く犯される。

久しぶりにゆあんくんを感じられて 胸がキュンと疼く。

jpapa

そういえば公園にいるの
なんで分かったの?

yuan

あぁ、それね

yuan

じゃぱぱのスマホに
GPSアプリ入れてたから
すぐわかったよ

jpapa

……え?

yuan

俺のと連携してあるから
じゃぱぱも俺の位置情報
すぐに見れるように
なってるよ

にこにこしながらそう言って 俺のスマホを手に取り ロック解除するゆあんくん。

jpapa

待って……俺
パスワード教えたっけ?

yuan

いや、聞いてなかったから
じゃぱぱが寝てる時に
指紋認証で解除して
設定から、確認したよ

jpapa

そ、っか……

この事に驚いてしまって どんな反応をしたらいいか分からなかった。

ゆあんくんはそんな俺を気にする様子もなく つらつらと続ける。

yuan

そういえばじゃぱぱ
迷惑メール溜めすぎ
じゃない?

yuan

こまめに捨てた方が
いいよ

jpapa

え?メール見たの?

yuan

うん

yuan

誰と連絡先交換
してるのかなーって
気になったから

なんでもないようにそう言う ゆあんくんに俺の感覚が おかしいんじゃないかと思えてきた。

俺が恋愛経験がないだけで位置情報を把握したり スマホを勝手に見たりするのは 恋人同士では普通なのかもしれない。

yuan

あ、じゃぱぱも
俺のスマホ見ていいよ

yuan

パスワードは俺たちが
付き合った日付

jpapa

いや……俺は、いいや

yuan

えー見ていいのに

こんな監視みたいなことされてると 思ってなかったけど別にやましい事はない。

かなり引いていたけどゆあんくんが そんなに俺のこと大好きなんだなって 思うことにしてもう考えないようにした。

━━━━━━━━━━━━━━━

yuan

やっと夏休みだー

jpapa

ゆあんくん
赤点補習とかないの?

yuan

なに言ってんの
あるわけないでしょ

てっきりゆあんくんは赤点ばっか取っているのか と思ったけどそうじゃないみたいだ。

yuan

俺、意外と勉強できるの

jpapa

へー意外

yuan

じゃぱぱ、進学補習って
やつ参加するの

jpapa

んーん

jpapa

俺、指定校で受験する
から必要ないかな

jpapa

でも、面接の練習しに
学校来ないと

yuan

ふーん

大変だねぇと呟くゆあんくん。

jpapa

ゆあんくんは卒業
したらなにするの?

yuan

んー……
どうしようか

jpapa

やりたいことないの?

yuan

無いかなぁ

yuan

得意なこともないし

得意なこと、と聞いて、1つ頭に浮かぶ。

jpapa

ゆあんくん
ダンス得意じゃん!

jpapa

ダンサーになったら?

yuan

……ダンサー?

jpapa

うん!
かっこよくない?

yuan

笑笑そんな実力ないよ

それよりさ、とゆあんくんが 部屋のエアコンを消した。

jpapa

え、なんで消すの?
暑くない?

yuan

いーの

yuan

汗だくって萌えない?

jpapa

は?

訳がわからないままゆあんくんの目付きが 変わってソファにゆっくり押し倒された。

この作品はいかがでしたか?

1,152

コメント

25

ユーザー

待ってました!!!!!毎日投稿楽しみです!

ユーザー

わ〜!!お久しぶりです待ってました!!!👊🏻✨ 昨日見れなかった自分をめっちゃ悔やんでます... テストお疲れ様です!!!💪🏻🔥毎日投稿はちゃめちゃ嬉しいですけど正直主さんの体調が心配です...🤔 ゆっくりお休みください!!!ありがとうございました🙇🏻‍♀️

ユーザー

遅れてしまい申し訳ないです🥲 テストお疲れ様です🍵🥰 ゆっくり休んでくださいね💞 続き待ってますだけど、毎日投稿嬉しすぎますので待ってますね💕︎☺️ 通知来た瞬間飛び跳ねてベットから落ちましたけど、痛みなんてないので大丈夫です✨ お疲れ様でした〜!!

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