はよーございます。
シャーペンの音だけが響く静かな教室。
遠慮をせずに俺は教室にはいる。
……りうら。おまえ、先生昨日いったよな?
え、なにを。
1限からテストだから遅刻するなよって。
………え、いってましたっけ。
そういえばいわれたような
…まぁ遅れちゃったもんはしゃーないっ!
だよねないくんっ!
えぇっ、!?
あ、おはよう!!!
…っ、おはよ…!
テストは、…やったほうがいいんじゃないかな、?
………ないくんがいうならやるー。
せんせ、用紙くーださい。
お、おう、
そういって先生が渡してきた紙は…
は?!漢字!?!?
むりむりむりやっぱやんない!!!!
おれまじで漢字無理なんよね。
りうら、がんばれっ、!
はい。がんばります。
えらいです!!
ないくんは終始にこにこしていた。
俺がきてからはとくに。
そんなないくんの言うことに反抗できるわけがなかった。
(ないくん、かわいいな。)
(なんか、一緒にいると落ち着く。)
そう思わずにはいられなかった。
(あぁ、君は穏やかな人なんだね、)
今日もまたひとつ。
君のことを知れたよ。
明日もまた、君のこと教えてね。
(……おかしいな、)
俺、人のこともっと知りたいとか
____、__!?
___、__、!(笑)
話してみたいとか、思ったときないのに。
ないくんだけは…
ないくんだけは。
仲良くなりたいなって、思ったよ。
これからも、よろしくね。ないくん。
急だなぁっ、!(笑)
ぼくもりうらと仲良くしたい、です、!/…
なんで敬語なんだよ(笑)
恥ずかしくなると敬語になっちゃうんだよね、…/(笑)
…へぇ、かわいい!
(恥ずかしくなると敬語になるんだ、いい情報、…。)
か、かわいくないです!!!//
顔あっかー(笑)
もうりうら嫌い、…/(怒)
ご、ごめんねないくんっ、!!
みんなにりうらのこと一個おしえたげる。
はじめて廊下を走った理由は
怒ったないくんを追いかけたから。 です!
んん、!…(怒)
ごめんって〜…(汗)
きらい、……
……おれは、…好きだよ、?
っんな、!?//
やっぱ単純だよね!ないくんっ!(笑)
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